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2007年11月

ウィグル人に人権と自由を、ラビア・カーディル大阪講演会を聴いて

11月21日、大阪ドーンセンターへ、ウイグル人女性、ラビア・カーディルさん(59歳)の話を聞きに行きました。


彼女は若い時、不動産などのビジネスに成功し中国共産党に入党、商工会議所の役職につきながら、新疆ウイグル

自治区の貧困や人権状況を訴えていた矢先、1999年、中国の国家安全局に拘束されました。


アムネスティ・インターナショナルは彼女を「良心の囚人」と認定しました。国際的な釈放運動が拡がり(私も葉書を書いた覚えがある)、それが功を奏してか2005年に釈放されましたが、祖国には居られず米大使館に身柄が引き渡され、現在は米国に住んで活動されています。


新疆ウイグル自治区では、原爆実験が今までに50回以上も行われており、異常出産が増えているらしいです。


ラビアさんの話ぶりは迫力満点、「中国政府に弾圧されている新疆ウイグル自治区の悲惨な状況をわかって欲しい」という気持ちがありありと感じられました。自分は釈放されたが、代わりに二人の息子さんが捕らえられて今も獄中に居るとの事も涙ながらに訴えられました。

生の訴えに接してみて、私はこの状況を見過ごしてはいけない、我々の周りの人々にも是非知ってもらえねばという思いを強くしました。

(ペンネーム、冬きたりなば)

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ウィグル難民を強制送還しないでください

新疆ウィグル自治区がどこにあるか、ご存知ですか。

中国の北西部です。モンゴル、カザフスタン、キルギス、パキスタンなどと国境を接しています。地図

(社)アムネスティ・インターナショナル日本は、今、‘ウィグルの母’ラビヤ・カーディルさんの講演会をひらいて、ウィグルの人権状況が改善されるよう訴えています。「反テロ」戦争と新疆ウイグルの人権

弾圧によって周辺国に逃れた難民が中国に強制送還されたら、逮捕・拘禁・拷問・処刑が待ち受けています。ウィグル難民を中国に強制送還しないよう周辺国宛にはがきを書いてください。

はがき文面「u_nonrefoulement.doc」をダウンロード

宛先

パキスタン・イスラム共和国大使館
〒106-0047 東京都港区南麻布2-1-18
特命全権大使:カムラン・ニアズ 閣下
H. E. Mr. Kamran NIAZ

カザフスタン共和国大使館
〒152-0003 目黒区碑文谷5丁目9-8
特命全権大使:アクルベク・アブサトウリ・カマルディノフ 閣下
His Excellency Mr. Akylbek Absatuly Kamaldinov

ウズベキスタン共和国大使館
〒153-0064 目黒区下目黒5丁目11-8
特命全権大使:ミルソビット・エフ・オチロフ 閣下
H. E. Dr. OCHILOV Mirsobit

ロシア連邦大使館
〒106-0041 港区麻布台2丁目1-1
特命全権大使:ミハイル・ミハイロヴィチ・ベールィ 閣下
His Excellency Mr. Mikhail Mikhailovich Bely

キルギス共和国大使館
〒153-0064 東京都目黒区下目黒5丁目6-16
特命全権大使:アスカル・アサンベコヴィチ・クタノフ 閣下
H. E. Mr. Askar Asanbekovich KUTANOV

ネパール大使館
〒158-0082 世田谷区等々力7丁目14-9
臨時代理大使:パラス・ギミレ 氏
Mr. Paras Ghimire

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「人間の尊厳って何だろう?―部落解放運動の光と影に学ぶ―」参加者アンケートより

アムネスティ奈良グループ人権セミナー「人間の尊厳って何だろう?―部落解放の光と影に学ぶ―」には21名が参加、別に1名の記者の取材がありました。お話をいただいた吉田智弥さん、参加いただいた皆様、ありがとうございました。 (小谷)

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アンケートより〈セミナーの感想〉

a) みえない所の説明ありがとうございました。

b ) 知ること、認識することがベースになると思う。

c) 様々な差別に対してももっと深く認識していきたい。

d) 繰り返しこういう場に参加して自分自身の気掛かりをあきらかにして人と話せるようになれたらと思っています。

e) 私のライフスタイルに小石を投げていただいて、水が動き出した感じです。内容が豊富で一週間分位の講義でした。

f) 私の人間の差別についての考えは頭ではわかっています。しかし、心の中ではどうでしょうか?自分のいやな面を認めることが大切だと思う。

g) 尊厳をうばわれた人々が我々の目には見えない所で大勢いるという事に改めて気づかされた。いろいろ勉強させていただきました。他人事としてきたと思います。

h) 大変勉強になりました。差別の源(人間心理)偏見や現在の差別状況が知れて良かったです。最近のアメリカの公民権法デモと同様運動で勝ち取ったものを向上、次世代へつなげていく運動の大切さを感じました。

i) 最近は部落問題も昔程には感じられません。身近にそういうかたたちが居られる事も感じられない位。新しいかたたちが増え(マンションが多く建つようになって)部落として残って居る所が少なくなりました。先生のお話を聞いて、まだまだ済まさせるものではないという事が分かりました。

j) 現在、公的な形の差別はないものの、人の意識の中にはすり込まれた意識が根強く根付いていて人を誹謗する時のいじめに用いられて居る。部落差別とともに人権を蹂躙するのに最もよい言葉として人を辱め、人間を冒涜している実態があると思われる。「人間の尊厳」についてよく学んで戦っていきたい。

k) 解放運動の過去に戦争に賛成した面や、京都・大阪・奈良で問題になっている利権構造などは反面教師としつつ、差別と正面から闘ってきた解放運動の歴史は全面否定するのではなく、貧富の格差が拡大し世代を超えて定着しつつある日本での人権の問題を考える時に、またアムネスティが「人間の尊厳キャンペーン」で‘社会権’にまで踏み込む時に、学ぶべきことが多いと再認識しました。「人間の尊厳は人間の尊厳が踏みにじられた時にはじめて意識される」という言葉が印象に残った。

l) 今日のセミナーを開いてくださったことを本当に感謝しています。ふだんから人権などについて意識を高くもっているほうだと思いますが、やはりこういう形でセミナーなどをひらいていただくとそういう気持ちを高く持っていきやすいと感じました。この世界の一員としてだれかが変えてくれるのを待つのではなく、自分が変えていくんだという意識で自分の生活や心のありかたなどを常にモニターしておかしいと感じたことはこれからも修正していきつつ、また積極的に社会にはたらきかけていくことも、自分の生活にとりいれていこうと思います。ありがとうございました。

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人間の尊厳って何だろう?―部落解放運動の光と影に学ぶ―

[講師] 吉田智弥さん(奈良県立大学講師 人権論、 人権部落解放評議員)

[日時] 2007年11月18日(日) 午後二時~四時       (開場 午後一時半)

[会場] 奈良県女性センター3F講座室2 アクセス       (近鉄奈良駅下車徒歩3分

[参加費] ¥500 (資料代込) 高校生以下無料

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感動が人のお財布をひらかせる正倉院展

きのうは例会の日。18日は吉田智弥さんの講演会で行く必要があるし、あまり丈夫でない私には水曜に行った正倉院展の疲れがとれず、さぼりたくてぐずぐず遅刻していったら、どこかに場所を移したようで女性センターには誰もいなかった!

正倉院展は小学生の時は社会見学でぞろぞろと。中学生のときは中間試験明けに奈良公園をぬけて友達と連れもて行きました。向かいにある昔の下々味亭でお昼ご飯を食べたりしました。当時、ありがたみを知らず、習慣でした。近年は当時と比較にならないほど人気が出てきて、今年は何十分か並んでやっと入場し、横入りしたり人垣の頭の間からのぞいて見ていきました。

こうも人出が多いのは、正倉院展は奈良でしか見られない(例外として一度東京で開かれた)。汚れたり傷んだりしているが、歴史上のものが目前にあり、1200年以上の時を経て保存されてきた。古人の見事な技巧や美意識を知り感動する、からでしょうか。

私が感動した御物のひとつは、青斑石硯(すずり)の台座です。筆で描いてもむずかしい繊細な文様が、つまようじより細い紫檀黒檀象牙などを組合せて木のフレームに埋め込んで作られ、ヘリを象牙で美しく補強してあります。昔は赤と深緑の取り合わせがさぞ美しかったでしょう。

見終わって下に降りてくると、ミュージーアムショップはおみやげを買う人でバーゲン会場さながらでした。

感動が人のお財布をひらかせる、というのは荒井正吾知事のことばです。ボランティアでは人集め・活動資金集めに苦労するので、考えさせらる言葉です。

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