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2007年12月

UA ラビアさんの息子の生命が危ない!

ラビア・カーディル大阪講演会を聴いての、ラビアさんの三男アブリキム(33才)が危険な状態です。

ラビアさんとは?

中国の新疆ウィグル自治区の実業家でしたが、ウィグル人の惨状(詳しくは東京講演会採録をご覧ください)を訴えてアムネスティのいう良心の囚人になりました。事実上アメリカに追放される時、ウィグル問題を公言するな、さもないと事業も子供たちもおしまいだと警告されていたのです。しかし彼女は世界ウィグル会議議長に選ばれました。

アブリキムは、2006年、拘留中に殴打されて重傷を負い、ストレッチャーで収容所へ運び出されました。以来、虐待が続き、治療を受けることもままならず、意識不明に2度陥り、たびたび気絶をしています。126日、家族が拘禁後初めて面会できた時、家族のことがわからない状態でした。(詳しくはアムネスティボランティア日記をごらんください。)

メールでアクション

温家宝首相宛gazette@mail.gov.cn

新疆ウィグル自治区人民政府議長宛master@xinjiang.gov.cn

Your Excellency(議長宛の場合の呼びかけはDear Chairman

I express continued concern at reports that Ablikim Abdiriyim is denied adequate medical treatment for injuries sustained due to torture or ill-treatment in custody, and urging the authorities to ensure that he is given the medical treatment he needs immediately;
I call on the authorities to guarantee that Ablikim, Alim and Kahar Abdiriyim will be given the opportunity to appeal against their sentences, given access to lawyers of their choice and court documents, and given a fair hearing if they choose to appeal;
I call on the authorities to launch a full, independent and impartial investigation into the reported beatings of Ablikim and Alim Abdiriyim and to bring those responsible to justice;
I call on the authorities to put an end to the human rights violations directed at Rebiya Kadeer's family, including ill-treatment in detention, police harassment and other restrictions on their freedom of expression.

(アピールの内容)

拘留中に拷問や虐待を受け重症を負ったアブリキムが適切な治療を受けていないと伝えられていることを懸念します。至急必要な医療を受けられるよう保証してください。

アブリキム、アリム(31才)、カーアル(42才)兄弟が控訴の機会を与えられ、自分で選んだ弁護士と会え、裁判書類を読め、控訴の道を選べば公平に審理を保証して下さい。

アブリキム、アリム殴打のついて完全な、独立した、偏らない調査の開始と責任者を裁判にかけるよう要請します。

拘禁中の虐待、警察の嫌がらせ、ほかの表現の自由の制限を含め、ラビア・カーディル一家に向けられる人権侵害をやめにして下さい。

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名古屋の講演に行ってきました

アムネスティ名古屋栄グループの開催した「死刑制度の問題点と裁判の現状~亀井静香氏の死刑廃止論と光市母子殺害事件の争点~」(2007129日 於:なごやボランティアNPOセンター)に行ってきました。

講演は、まず名古屋弁護士会の村上満宏弁護士から、今問題となっている光市事件の本当の弁論内容についての説明がありました。

この事件は検察側の立証では、被告人は両手で被害者の首を絞めたとされているが法医鑑定によるとそうした跡はなく片手の逆手の跡しかないこと。つまり殺意を持って絞めたのではなく、騒がれて口を押さえたものがずれて窒息させてしまったということ。

また被害児を頭から床に叩きつけたとされるが、そうであった場合に付くはずの傷がまったくないこと。

被告人が犯行に至るまでの経緯も検察側の描くストーリーと全く違う事実が証拠によりはっきり裏付けられること等の詳細な説明がありました。

こうした事実は、毎回記者会見で報告しているが一向に報道されないそうです。

続いて亀井氏が登壇し、人はすべて誰かを傷つけて生きているかもしれないこと、一人の人間がある時過ちを犯したとしても、そのことですべてを断罪して命を奪うべきではないこと、また自身がかつて警察官であったが、取調べにおいて冤罪はどうしても生まれる可能性がある、従って死刑は、冤罪者に科せられるおそれを考えると大変危険であると話されました。

そして近く実施される裁判員制度でも、今のように人々がテレビのワイドショーに影響をされて冷静な判断ができないようだと、冤罪が多発するのではないかとの懸念を示されました。

エッ、なんで亀井静香さんが死刑廃止なのと驚く方もおられるかもしれませんが、亀井さんは、長く死刑廃止議員連盟の会長をしておられ、熱心な死刑廃止論者です。

また、マスメディアが真実を報道しないことについては、それは視聴率や発行部数を伸ばすために人々が望むことしか報じないので、当然であるとのご意見でした。

お二人の話に私は深い感銘を覚えました。
(ペンネームT・H)

   当事件に関して弁護側検察側の主張の是非を判断するものではありません。

     弁護団の主張については光事件差戻控訴審弁護団  『光事件弁護資料(差戻控訴審)』から抜粋の光市事件Q&Aを参照ください。

     亀井静香衆議院議員の死刑制度に対する見解は著名人のメッセージお読みください。

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死刑執行について

国連総会が、すべての死刑存置国に対して、死刑執行の停止を求める決議を採択しようとしている、まさにこの時期に、3人の生命を奪う死刑が執行されたことは、死刑廃止を願う世界中の人々の希望を踏みにじる暴挙としか言いようがありません。

今回の執行についてルイーズ・アーバー国連人権高等弁務官も「遺憾」との声明を発表しています。Yahoo!Japanニュース(読売新聞12月8日11時13分配信)


今回の執行は、国会の開会中、法務委員会で、まさに鳩山法相に死刑問題の質疑を行っている最中に死刑執行の報が入ると言う異例なものでした。保坂展人のどこどこ日記(2007年12月7日)

また、従来の秘密主義を変更し、氏名をあきらにして死刑の執行を公表した点でも注目されます。
この変更は、近く実施される裁判員制度により、国民が死刑判決に関与せざるを得なくなることが背景にあると思われます。

現在、アムネスティの調査によれば、死刑を廃止した国は、事実上の廃止国も含めると133カ国、死刑を存置している国は64カ国で、既に3分の2を超える国が死刑を実施していません。Abolitionist and Retentionist Countries(AI国際事務局)


こうした中、死刑制度を頑なに維持しようとする日本の姿は異様にも思えます。
残念ながらこれでは、わが国は、国際社会において尊敬を得ることはできないでしょう。

わが国は、現在、死刑を含めた厳罰化を求める風潮が強くなりつつあります。
社会的な不安を背景にした焦燥が非寛容を生み出していると感じます。
しかし、厳罰化が社会の安全に寄与しないことは、既に多くの研究が明らかにしています。

今回の執行は大変残念ですが、せめてこの執行がわが国最後の死刑となるように願ってやみません。

(T・H)

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12月7日アムネスティ抗議声明

12月7日の死刑執行に対するアムネスティ・インターナショナル日本の声明は、

2007年12月7日アムネスティ抗議声明

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バーキンのメッセージ、ビルマ1clickアクション

バーキンとはバッグ―彼女のために作られた、ではなく本物のほうです。そのバーキンもアムネスティのサポーターだった!とちょっと自慢です。なぜって、とてもファッショナブル、それにジョン・バリー、ゲンズブール、ドワイヨンらのミューズだからです。(詳しくはジェーン・バーキンのメッセージ)バーキンは自分の名声を用いてビルマの人々のために活動しています。

以下に賛同くださるかたは、ぜひ、ウェブ・アクション・ビルマからミャンマー(ビルマ)のタンシュエ国家平和発展評議会議長にメールでメッセージを送ってください。

[英文メールの内容]

私は、パパレイ、ザーガーナー、パクコ議員などの釈放を歓迎します。しかし、今も逮捕者が増え続け、数千人に上る人びとが拘禁されていることに懸念を表明します。私は、当局にすべての被拘禁者を人道的に扱い、拷問や虐待を受けないよう求めます。また、平和的なデモに参加し逮捕された人びとを即時かつ無条件に釈放するよう、そして拘禁中は、公的な施設のみを使用し、被拘禁者が弁護士や家族の面会を受けられ、必要とされる医療措置が施されるよう要請します。

逮捕が続くビルマ

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