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2008年5月

ネパール通信~ナマステの暖かい心を持つ人々~⑨

■旅の終わりに・・・「開発とは幸せをわかちあうこと」(カマル・フヤル氏の言葉)

ダリッド女性達途上国NGO(女性の人権)として、現地の大変な状況にあるはずの女性は意外にも元気で幸せそうでした。自国を外側から眺める事ができた事は、ダリッド女性の状況を知れた事と共に、新鮮な発見でした。現地ネパール大学の勤労学生に、日本人は働きすぎ。家族との時間等ワークライフバランスの大切さを指摘される場面も。
ネパール現地人権NGOの活動を見に行くことにより、草の根の一人ひとりの小さな一歩、幸せの基準にまで思いを致した旅だった。042Lele村の英語学校にて(kiui)

テンプレート左列下に写真のコーナーがあります。そこにスタディツァーのときの写真がほかにもたくさんあります。http://amnesty-jpn45g.cocolog-nifty.com/photos/nepal/

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大阪拘置所を見学しました

5月29日(木)アムネスティの国内人権ネット主催の大阪拘置所見学に参加してきました。以前、拘置所見学の許可がおりなかったのが、最近許可されるようになったと聞きました。国内人権ネットでは拘置所見学は東京に次いで2つ目だそうです。名古屋は許可が下りなかったそうです。Cay266p4_2  Ca5i04lr_2  

大阪拘置所は地下鉄谷町線都島にあります。古くて低い建物で、回りのカネボウ跡地に高層の新しいマンションがたくさん建っていて驚きました。

当日参加した23人は、まず受付で人数確認を受けて会議室で刑務官の職務のビデオを見ました。

それから、料理や洗濯等作業につく刑確定者や刑確定者で他の刑務所に移送待ちの人達(刑務所がいっぱいで半年くらい拘置所にいる人もいるらしい)の一人房や雑居房や運動場、仮釈放前の受刑者が2週間暮らすカギのない部屋等を見学することができました。

未決囚・死刑囚の部屋、死刑執行施設は公開されませんでした。

印象的だったのは、刑務官同士の早口の引き継ぎの様子。また、見学者が通ったら、うしろをむいてみなが通り過ぎるまでじっとしている受刑者の姿でした。たぶん規則だと思いますが淋しそうに見えました。

見学のあと30分拘置所の説明聞き、30分活発な質疑応答がありました。

現在は定員の9割の人が収用されています。数年前までは100%超えていたそうです。大阪拘置所は大阪府警・大阪地検で告訴された人と、近畿各地で上告中の人が収用されていて、女性・外国人もいます。一番多いのは麻薬犯だそうです。(小谷)

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ネパール通信~ナマステの暖かい心を持つ人々~⑧

■手工芸品生産者協会(ACP)のフェアトレード工場訪問

021 手工芸品生産者協会(association for craft producers)は、日本で講演を行ったきっかけで日本のNGOとつながりを持つ。活動はダリッド女性を優先的に雇用している。低所得者、農民等を優先。
消費ターゲット層はネパール中上流層、日本、アメリカ、欧州。児童労働の禁止。従業員の子供へのサポートも行う(奨学金、補助金拠出等)。
環境に配慮した工場であった。(kiui)

工場からの眺め027_2 

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ネパール通信~ナマステの暖かい心を持つ人々~⑦

■ダリッド・ホームステイ先の方々の暮らし~後篇

ステイした家では、朝になると、鍬など農作業用の道具を研ぐ光景がみられた。火であつくなったトンカチで道具をたたき、研ぐのですが、動物の皮の袋の装置に空気を送り(手で縄をひっぱり皮袋に空気を入れ)、火の炎を大きく燃え上がせる仕組み。その技術・生活の知恵に感心すると同時に、それによる土床ほこりが3畳くらいの納屋いっぱいになり、座り作業される人々の健康(肺)へ及ぼす影響が心配になりました。

朝には、牛の乳搾りで、(始めは子牛に吸わせ、出るようになったら、人間が乳搾り)新鮮なヨーグルトを作ります。(kiui)

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UAシート一覧をリンクに追加、アムネスティレポート2008

さののさんのブログアムネスティボランティア日記(5月26日付)によると、今日5月28日はアムネスティの誕生日で、国際事務局のHPにamnesty report 2008がUPされる、とあったので、さっそく日本の人権状況はどう書いてあるかな、と見てみました。

それから今朝、マータイさんが来日していることがわかったので、UA書いたけど無事だったんだと思いました。さののさんに、UAは現在アムネスティ日本のホームページでチェックできる、と聞いたので、ブログのリンクにUAシート一覧を追加しました。

さののさんのブログ風につけると タイトルは、さののさんに教えてもらった日。

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ネパール通信~ナマステの暖かい心を持つ人々~⑥

ダリッド・ホームステイ先の方々の暮らし~中篇

水は、井戸水をタンクにため、タンクからパイプで村の3ヶ所にまで送っている。水道ポンプの蛇口が出来た後、水運びは楽になった。

水道はFEDOからの援助で住民みんなで作る。(水のない所に井戸を作るプログラム34エリアにて。)資金半分:FEDO支援。半分:グループ貯金でまかなう。井戸は住民自身でデザイン)

家には、家畜がいました。牛、豚、等。(グループ貯金を利用し、豚やヤギを飼育。又家畜の数を増やし、売ることでお金を生み出す)

060 又、バイオガス(発生牛糞からガスと有機肥料構築機)を設置されている家の方は、(トイレから繋がったバイオガスで発電し、食事を作る)(今で7~8年目)バイオガスが出来るまでは、火をつけたら、その周りにいなければならなかったが、今は、その間、他の事ができるので助かるとおっしゃっていました。061 (kiui)

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ネパール通信~ナマステの暖かい心を持つ人々~⑤

■ダリッド・ホームステイ先の方々の暮らし~前篇

043 旦那さん、奥様は歓迎して下さり、二階へ上がる時等、梯子が危ないからと手を取って下さる等、本当に細やかな心遣いを感じました。

日本の狭いマンション等に比べて、かなり広い家でこれには驚いた。日本の狭い住環境の方が途上国の環境だと苦笑。庭もあり、高級な一戸建て。ただ、中に入ると、電気は明かりのみ、かまどは土の竈で節約の為、コンロは買っていないとの事。

話を聞くと,ダリッド・非ダリッドで、家の違いは現在、あまりないとの事だった。これまでは、ダリッド達の家は離れて分かれて暮らしており、寺にも入れてくれなかったとの話を聞く。

道の脇の30センチ四方のお堂には、女神デビ(強い女神)が奉られており、お祝いがあればここにみんなが来ます。正月には、まずお寺へお参りし、親戚の家へ行く習慣。2世代前から続く習慣だそうです。子供達はお寺の横を通るときにはお祈りをします。(kiui)

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ネパール通信~ナマステの暖かい心を持つ人々~④

■FEDO代表ドゥルガさん

創設者の一人である彼女の生い立ちは母親以外の周りの誰もが彼女を忌み嫌う環境で育ったといいます。

彼女が小学生の時、我慢できずに飲んだコップ1杯の水ですが、教師たちは、「お前は不可触民なのによくも水に触れたな!」と怒鳴りました。ダリッド女性としての痛みを知った彼女は、やがて教師になり、ダリッドの女の子も学校にいけるように啓発する活動を始めました。

彼女は博士課程まで修了し、国際NGOに所属、後ダリッド女性のために活動したいとの想いからFEDO創設に至りました。kiui

写真:ネパールはデモが多い015

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ネパール通信~ナマステの暖かい心を持つ人々~③

■FEDOの活動

グループ貯金による開発系インフラの整備

家畜飼育

劇活動(後詳述)

政策提言(政府・非ダリッドの人々へダリッドの人権を伝える)

葉皿作り(誕生日、結婚式、お祭り時使用の為、機械を用いて葉を固めて皿作り。)

アドボカシー活動(ダリッド女性、マスメディア、法律関係者、政治家)

グループ構築

生計向上事業への頭金拠出

健康・衛生面での助言等。

046 FEDOでは、女性グループ、男性グループがいくつかあり、日本ツアー参加者との交流集会にはたくさんのグループ、子供たちが参加。

そこで日本側からの出し物として、日本の精神的DVの寸劇を上演しました。

上演中、被害者(妻)に対し、言葉の暴力を投げかける加害者(夫)の台詞に対し、男性達が「お前の家はあんなのではないよな?」とひそひそささやきあう声もちらほら聞こえました。

また、男性グループから、「先進国・日本の人権状況がよくわかった、色んなメッセージを受けとった」とのコメントを貰いました。

041 ダリッドのlele村に着いてすぐ、ダリッドの子供達の「嫁と姑に関する問題」の寸劇(ストリートドラマ)を鑑賞しました。(FEDOの青少年人権教育の一環。台本も子供が作成。男尊女卑が題材。FEDOより、衣装・技術提供)ネパールにおいても嫁姑問題がある事を知り、人間は同じだなと苦笑した。事と合わせて、ホームステイした家の夫婦は大変良く、人権には、先進国も途上国もない、あるのは世界共通の人間性の問題であり、個人の問題だと実感した。暖かい笑顔はネパールの人達共通のものでした。(kiui)

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森達也講演会「死刑 人は人を…」感想

私は『ご臨終メディア』等を読んで、森達也さんのミーハーなファンだったので、講演会に参加しました。

5月23日大阪の講演会で、森さんは、死刑を執行するボタンは5つあって、刑務官5人のうち誰のボタンで執行したのかわからないようになっていることや、処刑場にカーテンが作られて死刑執行の瞬間にカーテンがひかれるようになっていることを例に「そこまでして何故死刑をやるのか?」と疑問を出されました。

本の執筆のため3年死刑について取材したが、死刑を存置しないといけない理由はないという結論に達したそうです。

殺人事件など凶悪犯罪が過去最低を記録している(戦後では1950年代には3000件以上の殺人件数あったそうです。ピークのときより3分の1になっている)のに警察も政治家もマスコミも何も言わない理由を話されました。

森達也さんの『死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う』は、現在3万部近くまで売れているそうです。(アンパンマン)

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ネパール通信~ナマステの暖かい心を持つ人々~②

■人権NGO FEDO(フェニミストダリッド協会)

女性の人権に興味があった私が参加を決めた理由であるFEDO(フェミニストダリッド協会)を訪問。(国レベルでカーストとジェンダーの複合差別を受ける女性の地位向上とエンパワメントを目指し、作られたNGO)048

衝撃を受けたのは、スタッフの方が、アファーマティブアクションとしてダリッド(不可触民)に与えられた入学の際のダリッド枠にまさにダリッドだからとの理由から入学を許されなかったとの話を聞いたことです。国の方針とそれを実行する裁量を与えられた人間の差別感の間に生まれた悲劇。

看護士になる夢を無残にも奪われ、大学へ行く気も失せ彼女(現在23歳)はFEDOのスタッフになられました。(kiui)

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ネパール通信~ナマステの暖かい心を持つ人々~①

きょうからkiuiさんのネパール通信を連載します。

ネパールにはカースト制があり、社会で一番低いカーストの不可触民は“ダリッド”と呼ばれているそうです。iuiさんはダリッドゆえに、さらに女性であるがゆえに二重に差別されている女性達と交流したいと思いました。(管理人)

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年末から8日間の日程(20071226日~20081月4日)でアジアボランティアセンター主催のスタディツアー(子供・女性の暮らしと社会~NGOの現場で学ぶ旅~)に参加した記録です。(参加者 学生・社会人合計14名)

■印象009

第一に、お客は神からの遣いとみなす為、非常に暖かく好意的に迎えてもらえた。

日本人の印象を聞くと、「忙しい。真面目で勤勉!」ネパールには親日家が多い。

道で目があうと、大人から子供までみんなから「ナマステ!」と手を合わせて挨拶して貰えました。変な警戒感がなく、日本人が忘れてしまった過敏な競争意識のない、ゆとりある素朴なコミィニティがありました。ダリッド・非ダリッドも暖かい笑顔はネパール人共通のものでした。

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奈良NPO・ボランティア活動展示

奈良県文化会館(アクセス)の、旧県立図書館があったところ(2F)の一部が今は情報コーナーになっています。20085_010

そこで、今、奈良のNPO・ボランティア、21の団体が自分たちの活動を展示しています。

アムネスティ奈良グループの展示は、日本をはじめ、世界のあちこちで人権擁護活動するアムネスティのボランティアや職員を紹介する写真パネル、北京五輪へのメッセージリーフレットなど。20085_011

展示期間は、6月10日まで。時間は9時から17時まで。月曜休館です。

奈良NPOセンター主催です。NPO・ボランティアに興味のある方、お近くにお来しの方はご覧になってください。

調度、階下の展示室で、奈良県美術人協会展をしていました(18日まで)。Amanouzumenomikoto

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奈良「チベットの現状を憂える集い」「チベット虐殺抗議デモ」参加報告

一個人として参加しましたが、チベットの人権に関する集会なので報告します。


5月9日18時から近鉄奈良駅で「チベットの現状を憂える集い」に参加しました。
参加者は約20名で、チベット問題に関する数名のスピーチがあった後、みんなで「ふるさと」を歌って終了しました。

5月10日15時半から「チベット虐殺抗議デモ」に参加しました。
JR奈良駅から猿沢池まで約300人で歩きました。

20代30代の若者が多く、チベット旗・ウイグル旗・台湾旗等色とりどりの旗がたなびき、ダライ・ラマの写真やパンチェン・ラマの写真をもっている人もいました。
「宗教の自由を」「言論の自由を」「チベットの人達を見殺しにするな」等を大声で叫びながら歩きました。最後は「フリー・チベット」の大合唱でした。
デモ中は傘開くのを禁止されて雨に濡れて歩きました。

9日の集会は奈良県内の人間のフレンドリーな集まりで、10日の集会は全国からチベットの人権侵害を憂える礼儀正しい若者達の参加した集まりという印象でした。素晴らしい集会でした。(Gメンバー)

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パンチェンラマ11世と国連の死刑執行停止決議に反対する口上書

きょうは、奈良に胡主席が来県されるので、警備なんだか、取材なんだか昼間しばらくヘリコプターの音がしていた。

5月3日の例会のはがき書きは、4月10日に執行された死刑に抗議するはがきを書き、またパンチェン・ラマ11世を無条件に釈放する要請を中国政府宛に書いた。

このパンチェンラマ11世は、中国政府が選んだかたではなく、10世によって選ばれ、ダライラマが認定した少年です。中国政府の保護下にあり、拘留されています。http://www.tibethouse.jp/panchen_lama/gc_nyima.html

59日付の日本支部声明http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=475より、

去る2月2日、2007年12月8日の死刑執行停止国連決議に反対する口上書を国連事務総長に提出した国58カ国を挙げてみる。日本もイラク・ミャンマー・北朝鮮・中国ほかと共に提出国に名を連ねている。

アフガニスタン・イスラム共和国、

アンティグア・バーブーダ、

バハマ国、

バーレーン王国、

バングラデシュ人民共和国、

バルバドス、

ボツワナ共和国、

ブルネイ・ダルサラーム国、

中央アフリカ共和国、

中華人民共和国、

コモロ連合、

朝鮮民主主義人民共和国、

ドミニカ国、

エジプト・アラブ共和国、

赤道ギニア共和国、

エリトリア国、

エチオピア国、

フィジー諸島共和国、

グレナダ、

ギニア共和国、

ガイアナ共和国、

インドネシア共和国、

イラン・イスラム共和国、

イラク共和国、

ジャマイカ、

日本国

ヨルダン・ハシェミット王国、

クウェート国、

ラオス人民民主共和国、

リビア・アラブ・ジャマーヒリーヤ国、

マレーシア、

モルディブ共和国、

モーリタニア・イスラム共和国、

モンゴル国、

ミャンマー連邦、

ナイジェリア連邦共和国、

オマーン国、

パキスタン・イスラム共和国、

パプアニューギニア独立国、

カタール国、

セントクリストファー・ネーヴィス、

セントルシア、

セントビンセント及びグレナディーン諸島、

サウジアラビア王国、

シンガポール共和国、

ソロモン諸島、

ソマリア民主共和国、

スーダン共和国、

スリナム共和国、

スワジランド王国、

シリア・アラブ共和国、

タイ王国、

トンガ王国、

トリニダード・トバゴ共和国、

ウガンダ共和国、

アラブ首長国連邦、

イエメン共和国、

ジンバブエ共和国

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「北京オリンピック・キャンペーン」奈良アクション(報告 小谷)

アムネスティ奈良グループのメンバー5人で、5月3日(土)に東向き商店街の奈良キリスト教会前で「人権尊重」の垂幕(バナー)にスタンプと署名、メッセージを集めました。10時から13時まで3時間で89のスタンプ・署名が集まりました。

当日はパンフレット配布もしました。

協力いただいた皆様、ありがとうございました。0013

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