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2008年10月

宮里邦雄講演会「ディーセントワークへの挑戦」をきいて(小谷)

宮里邦雄さん(日本労働弁護団会長)の「ディーセントワーク(尊厳ある労働)への挑戦」という講演会を聞きました。
これは2008年9月27日28日千葉の幕張で行われたコミュニティ・ユニオンの全国交流集会第20回を記念してひらかれました。

宮里さんは不安定雇用・低賃金・偽装請負等・過労死・過労自殺・うつ病・名ばかり管理職、職場のいじめ、嫌がらせ、パワハラ、セクハラ等をあげられたあと、現状のあまりのひどさに「これまで労働問題に関心のなかった弁護士にまで労働問題は人権問題であるという考えが広がってきている」、と述べられたのが印象に残りました。
またILOの1944年の「労働は商品ではない」(フィラデルフィア宣言)や1999年の「ディーセント・ワーク」(尊厳ある労働の提唱)、そして憲法25条を紹介されました。
残念ながら世界人権宣言はでてきませんでした。

アムネスティはもうすぐ「人間の尊厳キャンペーン」を始めます。
「人間の尊厳」のためには「ディーセントワーク」も必要なのではないでしょうか。私は将来「労働問題=人権問題」として一冊の本にまとめられたらいいな、と考えています。

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ウェブ・アクション・メキシコ

マキラドーラ、多国籍企業が進出するメキシコの経済特区。政府にとって多国籍企業の誘致は大切なことである。
そのマキラドーラ地域、米国国境のエルパソ近くのファレス市とその南300キロにあるチワワ市では、この15年に400人の女性が殺害された。
誘拐され、殺害までに辱め・拷問・性暴力をうけ、遺棄された被害者の多くは、マキラドーラへ通勤通学する貧困層の女性たちである。彼女たちは夜道は危ないとわかっていても暗がりを歩くしかなかった。
ところが地元当局は、犯罪を予防する対策を含め、容疑者捜査への取り組みを怠り、加害者たちは未だに裁判にもかけられていない。
その根底には、女性への暴力の蔓延と貧困者への差別意識があると考えられる。

現在東京から公開がはじまった(関西は11月大阪、京都、神戸上映)ジェニファー・ロペス、ファネス出演、グレゴリー・ナヴァ監督、映画「ボーダータウン報道されない殺人者」(公式サイトhttp://www.bordertown.jp/)はこの現実を元に作られた。

賛同くださる方は、是非、メキシコ大統領宛に、二度とこのような女性たちの殺害事件が起こらないようにすることを、メールで要請してください。
アムネスティ日本HP「 ウェブ・アクション・メキシコ―ファレス」はこちら⇒http://www.amnesty.or.jp/modules/bmsurvey/public/survey.php?name=webaction02_Mexico

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UA(緊急行動) イスラエル、パレスチナ占領区(期限11月26日)

医療の懸念 http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=1981
期限 2008年11月26日

賛同くださる方はメールやはがきでイスラエル大統領、国防相宛に要請してください。

対象者
Sami Atwa Abu Ishaq     (5才)
Ahmed Nahid Mohsin     (1.5才)
Soheb Wael Alqasas     (5才)
Hamza Hassan Abu Habel   (1.2才)
Ahmed Talat Abu Omar    (6才)
Mohammed Ashraf Abu Ajwah(1.2才)

イスラエルが占領するガザ地区のこの6人の子供たちは、至急手術を要する重症の心臓病です。
ガザ地区には必要な医療設備もなく専門医もいない為、エルサレムの病院で、外国から来る小児心臓外科チームの手術を受けねばなりません。次のチャンスは11月のイタリアチームが行う時です。
しかし、イスラエル占領軍は'セキュリティ'を理由に、封鎖中のガザ地区からこの子供たちの母親や祖母が出る許可を与えません。
そうなると子供たちは、病院に連れて行ってもらえず、手術を取りやめざるを得ません。Sohebの場合はこの数ヶ月で6回のチャンスをあきらめました。

イスラエル当局がガザ地区を封鎖したのは、2007年6月にハマスがガザのパレスチナ治安部隊を継承した時です。
唯一の外界への出入口はガザとエジプトの国境にあって、ごく稀に'人道的な'例外で許可がでるのみです。
これは、国際人道法に反する集団への罰です。

要請文文例
これらの子供たちは、これまでガザを出ることができませんでした。彼らは生命の瀬戸際にあり、エルサレムで救命の可能性のある医療を受けることができるかどうか大変心配です。
国際人道法では、占領軍のイスラエル当局は、ガザ市民がイスラエル国民と同程度に医療を受けられるよう保障する責任があります。

Dear(宛名) 

I express grave concern that critically ill children (lSami Atwa Abu Ishaq ,Ahmed Nahid Mohsin ,Soheb Wael Alqasas ,Hamza Hassan Abu Habel ,Ahmed Talat Abu Omar ,Mohammed Ashraf Abu Ajwah ) have not been able to leave Gaza to access potentially life-saving treatment in Jerusalem;
I point out that under international law, Israel, as the occupying power, has the responsibility to ensure that the population of Gaza has access to medical care to the same extent as Israeli nationals.

Respectfully yours ,(署名)

イスラエル大統領宛
Shimon Peres
President of the State of Israel
The Office of the President
3 Hanassi Street
Jerusalem 92188, Israel
Fax: +972 2 561 1033
+972 2 566 4838
email: public@president.gov.il
president@president.gov.il
Salutation: Dear President

イスラエル国防相宛
Ehud Barak
Minister of Defence
Ministry of Defence
37 Kaplan Street
Hakirya,
Tel Aviv 61909, Israel
Fax: +972 3 691 6940
Email: minister@mod.gov.il
Salutation: Dear Minister

イスラエル保健相宛
Yacov Ben Yizri
Minister of Health
Ministry of Health
2 Ben Tabai Street
PO Box 1176
Jerusalem 91010, Israel
Fax: +972 2 678 7662 ; +972 2 623 3026
Salutation: Dear Minister

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「殺すな!!死刑廃止!!105人デモ」(かたつむりの会主催)参加報告

10月10日は死刑廃止の日です。
12日に大阪の死刑廃止デモに参加しました。http://homepage2.nifty.com/katatsumuri/starthp/subpage02.html
高さ3メートルの人力車を先頭に、しゃぼん玉を飛ばしている人あり、踊っている人あり、太鼓を叩いたりギター弾いたりトロンボーンを吹いている人あり、約300人の楽しいデモでした。私も「さよなら死刑」の横断幕もって歩きました。
日曜日の難波を歩く大勢のひとに死刑廃止をアピールできたと思います。(アンパンマン)

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「拉致被害者を救おう!第3回奈良大会、シンポジウム「大韓航空機爆破事件と日本人拉致」に参加して(小谷)

2008年10月11日奈良県文化会館小ホールで開催されました。
とくに田口さんの兄の飯塚繁雄さん(拉致被害者家族連絡会会長)と田口さんの息子の飯塚耕一さんの話を直接聞けて良かったと思います。
拉致被害者の田口八重子さんを大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係にして、テロに利用した北朝鮮の人権侵害の非道さに改めて怒りを感じました。

拉致問題は国家犯罪であると同時に人権問題です。これからも拉致被害者の人達の救出と真相解明、脱北者の人達の支援、帰国者や日本人妻の人権問題に関心をもち、何らかの形で取り組んでいきたいと個人的に考えています。(小谷)

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(写真は飯塚繁雄さんと飯塚耕一郎さん)

以下管理人がCHUNICHI Web 10月12日付記事抜粋
 田口八重子さん=失跡当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(70)は奈良市での講演後、「(北朝鮮のテロ指定国家)解除について日本政府からは正式に聞いていない。事実ならば、米政府は拉致問題解決に向けての支援を具体的にどうしていくのか、日本政府を通じてきちんと聞きたい」と声を荒らげた。「当初の解除予定日だった8月11日から延期され、喜んでいたのに」と無念そう。

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人権パスポートって?世界人権宣言って?

アムネスティ日本が人権パスポートを作ったことを、少し前紹介しました。

どんなのかな?と思っていたら、そのウェブサイトにこんなページがありました。http://secure.amnesty.or.jp/jinkenpassport.pdf

フォロンさんのさし絵は、水彩でした。

こんなの見たら、もう買わないで済ます人も多いかも・・・。ちなみに\100、AI会員は\50です。

パスポートの谷川俊太郎訳第1条

わたしたちはみな、生まれながらにして自由です。ひとりひとりがかけがえのない人間であり、その値打ちも同じです。だからたがいによく考え、助けあわねばなりません。

外務省訳第1条http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=908

すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。

世界人権宣言を読むと、いろいろな悲惨なニュースが思い浮かんで、人間の不完全さかと思い、また、もし守られていたらなあ、と思いました。

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世界人権宣言60周年記念人権パスポート

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2008年12月10日に国連で世界人権宣言が採択されて60周年をむかえる記念として、アムネスティ日本は「人権パスポート~かけがいのないあなたのために~」を作りました。
奈良グループでも来年末までバザーや人権セミナーで販売予定です。
60周年を機会に世界人権宣言を読んで見ませんか?読み直しませんか?

B7サイズ/カラー/32ページ
¥100
挿絵  ジャン・ミシェル・フォロン(ベルギー生まれ/1934~2005年)
制作  アムネスティ・インターナショナル日本
制作協力  国際連合広報センター

内容 
*世界人権宣言条文30条(谷川俊太郎/アムネスティ日本訳)
*2007年中の各国の人権状況に関する具体的なデータを各条分ごとに提示
*国連事務総長からのメッセージ
*アムネスティの紹介
*人権関係窓口便覧

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久しぶりの例会

5月以来の顔出しでした。2tトラックにあまる草ひきをした話をきいたり、とれたおいもの蔓煮をもらったり。たのんでおいたアムネスティが扱うフェアトレードのアールグレイ茶(香料でなく本物のベルガモット入りの有機栽培茶)を受取ったり。

この日のはがき書きは、労働組合アクションリーフレットで、コロンビア宛

コロンビアで、昨年78人の労働組合活動家、うち49人は教員、が交渉中に殺害され、しかもそのほとんどが処罰されていない。政府側民兵と反政府武装勢力の双方から敵の協力者と疑われての結果でもあるという。

そのあとグループの活動についていろいろ。11月30日ピースフェスティバルは、衆院選挙と重なれば中止、と聞いて、投票日はそんなに伸びるかもしれないの!

最後はCTAの文句たらたら、小谷さんは、じっと耐えて聞いておりました。

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国連自由権規約委員会による第5回政府報告書審査

10月15日15時~、16日10時~国連欧州本部(ジュネーブ)人権高等弁務官事務所の会議場で、10年ぶりとなる、自由権規約委員会による第5回(日本)政府報告書審査(第94会期)があります。
日本政府報告書とNGOから提出された報告書などに基づき,規約に定められた人権の実施状況全般を審査し、具体的な改善を求められます。死刑についても審査されることになります。
自由権規約については外務省ウェブサイト:http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kiyaku/index.html

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