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2009年7月

7月28日大阪拘置所前集会

7月28日東京拘置所で1名、大阪拘置所で2名の死刑が執行されました。
大阪では昔から大阪拘置所で死刑が執行された日の夕方に大阪拘置所正面玄関前でアムネスティと他の死刑廃止団体が、集会をしています。
28日は19時からあり、私ははじめて参加しました。
カトリックのかたの聖書の朗読ではじまり、一人ずつ死刑執行について意見を言いました。
私は「犯罪被害にあって亡くなられたかたのご冥福をお祈りします。今日死刑執行された3名のかたのご冥福をお祈りします。私は大阪拘置所の刑務官や職員のかたが悪いとは思いません。私達は死刑制度や法律を外から変えていきたいと思います。刑務官や職員のみなさまも内側から死刑についてゆっくり考えてください。最近の死刑執行は大阪拘置所が多すぎるのではないですか。」という話をしました。犯罪は許すことはできませんが、死刑執行も間違っていると考えています。
当日は9名の参加がありました。
死刑執行日の大阪拘置所前集会としてはひさしぶりに多かったそうです。
約30分の小さな集会でした。

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「ブータン難民の問題は民主主義と人権の問題です」アンケートの感想

ブータン難民の人達のうち約1万人の人達がアメリカ・オーストラリア・ニュージーランド等に移住したという新しい展開を受けての人権セミナーでした。

ブータン難民の人達のなかにも第三国定住を歓迎する人達と、やはりブータンに戻りたいという人達に別れるということです。またブータン難民がバラバラになってしまう、移住先も不況で仕事がない、言語の問題、ブータン難民の文化が薄れてしまう恐れ等の問題もあるそうです。第三国定住が始まったからこれで解決ではないということがよくわかりました。(小谷)090726_2

アンケートの結果
・幸せの国ブータン、その実状を知らしめる貴重な集会であったと思います。
・ ブータン難民について何も知らなかったことを実感した。いただいた資料で勉強したいと思います。
・第三国出国で日本もブータン難民を受け入れるべき。ビルマ難民だけ受け入れる理由不明。
・ブータン国の成立の事情がもう少し知りたかった。現状については通常報道されていることは大きな違いがあることがよくわかった。
・ブータンのことを話す機会があれば今日お聞きしたことを紹介するようにしたい。
・予備知識なしに参加させてもらいました。中国国内でのチベット問題からこういった問題に関心を持つようになり、いろいろなセミナー等へ参加するようになりました。今回ブータン国内におけるネパール系人民に対する迫害、現状がよくわかりました。
・平和で国民の幸福を第一に考える国というイメージの強いブータンですが、1990年末から13万人もの難民が存在していることは、日本ではほとんどの人が知りません。リングホーファーさんが言われた「この問題は民族問題ではなく、民主主義と人権の問題なのです。」という言葉が印象に残りました。
・かなり(会員以外に)参加者があったので良かったと思います。
・ブータンの陰の部分を知ることができました。UNHCRの活動の矛盾も知ってショックで残念に思いました。
・もしブータンのダライラマのような人が3代にわたって殺されたら、もし人口の2割の人が追放されたら…たしかに。
・前回の講演の時にも感じたことだが、難しくて理解ができなかった。そもそも「難民」の意味が理解できていないため上塗りでは無理なのだと感じた。政治背景、地域性、が解っていてはじめて理解ができることなのだろう。講演があることがわかっていたのだから事前に学習をしておくべきことができていない結果です。基礎知識をつければもらった資料も理解できるはずなので、それからきちんと読みたい。

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見捨てられたブータン難民

アムネスティの人権セミナー「忘れられたブータン難民の最新情報」の感想アンケート掲載の前に、ブータン難民の第3国移住について記します。

ネパール難民キャンプでの生活が長引く、ブータン政府は帰国をただの一人も許可しない。国連(UNHCR)の話し合いの場には当事者である難民の代表の出席は認められず、ブータン政府の言い分が通った。難民たちの故郷の土地や財産は没収され、他の人が住んでいる家もある。
ここ数年難民は帰郷を絶望し、多くの人が第3国移住を決意した。最高14万人もいたキャンプの難民たちは今や2万人になっている。
かってアムネスティ奈良グループが釈放に貢献した良心の囚人ラタン・ガズメルさんとそのファミリーも今年オーストラリアに出国した。彼はロンドン大学で研究したこともあって英語には問題ないが就職はもちろん困難なこともあるようだ。

日本はブータン難民を一人も受け入れていない。教授が2年間の受け入れを承諾している関西の大学の研究生も3ヵ月毎のビザ更新が必要で、学会のある東京行きの許可がおりなかった。

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報道されないブータンの同化政策

アムネスティの人権セミナー「忘れられたブータン難民の最新情報」の感想アンケート掲載の前に、難民が生まれた背景を記します。

1990年から91年にかけて、王様の宗教と民族とは異なる、ブータン南部のヒンドゥ教ネパール系住民への迫害の嵐がはじまり、言語、宗教、民族服などの同化政策が強行された。やがてレイプや村の襲撃に発展し、多くの被迫害者が隣国ネパールへ逃れて難民となった。
ネパール系住民の増加によって脅威を感じた支配民族が追放した、ということになっていた。
しかし時がたって、支配階級でも、王様と意見を異なる人、民主化を望んだ人が殺されたり追放されたりしたことがわかってきた。ネパール系増加の根拠となった国勢調査も実は当時行われていないことがわかった。1990年ころブータンで民主主義の動き、体制の汚職批判が出てきたときと、迫害の始まった時期が重なっている。

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7・26アムネスティ奈良グループ人権セミナー「忘れられたブータン難民の最新情報」

昨年9月13日に人権セミナー「忘れられたブータン難民の現在」で、
長年に亘って難民支援をしているAHURA JAPAN代表リングホーファーさんが、ブータン難民事情をお話しくださいました。

今年はじめに同氏はネパール東部にあるブータン難民キャンプを訪問しました。そのお話を伺います。難民の多くは終に帰郷をあきらめて、定住受入国をさがして、アメリカへオーストラリアへ散り散りになっていくのでしょうか。
多くの資料配布、DVD上映も予定。

日時 2009年7月26日(日)13時半開場、14時~16時半

会場 奈良県女性センターアクセスマップ3F講座室1(近鉄奈良駅徒歩3分、JR奈良駅徒歩15分)

講師 マンフレッド・リングホーファーさん AHURA JAPAN代表

参加費 ¥500 (18才以下無料)

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スーチーさんを助けたいアクションはがきを作る

スーチーさんとビルマまたはミャンマーの2100人!もの政治囚が対象の(といっても、政治家だけでなく、2007年秋に非暴力の抗議のデモをしたお坊さんたちや、昨年の超大型サイクロンの被害者救援活動を‘勝手にした’と軍事政権に刑務所に入れられた人も含んでいる)アクションはがきは、アムネスティ日本HPからダウンロードできる。夏の緊急アクションhttp://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2494

同じはがきは、ニュースレターにはさみこまれていて、駐日ミャンマー大使フラ・ミン閣下宛に出した方も多いと思います。また奈良グループの例会でも書きました。

それとは別に日曜のイベント用に、スーチーさんにフォーカスして、ニャン・ウィン外相宛はがきをつくりました。よろしければ、はがきを書いて送ってください。エアメールで¥70

内容は、インセイン刑務所のスーチーさんと、一緒に逮捕された人たちを釈放し、自宅軟禁に戻さないように。13年の軟禁生活で健康に問題あるスーチーさんに必要な医療を受けさせるように。ミャンマー政府が人権に関心を払いスーチーさんをはじめとする良心の囚人を即時無条件に釈放するように、要請します。

宛先
Foreign Minister Nyan Win
Ministry of Foreign Affairs
Bldg. (19) Naypyitaw
UNION OF MYANMAR
ミャンマー連邦

例文
[日付]         ,2009
Dear Minister ,
I write to you out of deep concern at the recent detention of Daw Aung San Suu Kyi in Insein prison. I call on you to release Aung San Suu Kyi and the companions arrested with her, and I urge you to see to it that Aung San Suu Kyi is not returned to house arrest.
I am also worried about the recent decline in Aung San Suu Kyi’s health. Please ensure that Aung San Suu Kyi receives the medical attention she needs.
I urge your government to demonstrate Myanmar's commitment to human rights by ordering the immediate and unconditional release of Daw Aung San Suu Kyi and other prisoners of conscience.
I thank you for your attention to this matter, and I look forward to your reply.
Sincerely,
[署名]

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人間の安全保障とアムネスティ

ETV特集によると、人間の安全保障は、
国境を越えて広がる貧困・紛争・環境破壊・難民などの問題の問題に対し、国家単位ではなく、国際社会が一体となって守っていこうという考え

アムネスティの活動もその流れの中にあったのか!

ダルフールにコンゴにメキシコにスリランカにグァンタナモにパレスチナにビルマにイランにチェチェンにチベットにウィグル
その間に国内の死刑廃止や難民問題がある。
めまぐるしすぎ、まったく身が引き裂かれる思いである。
その上また、貧困にもアムネスティレポート発表のときカーン事務局長は言及した。

人間の尊厳キャンペーン、先住民の権利や企業の社気的責任にフォーカスしたキャンペーン。が始まった。http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2510

アムネスティはまた脱皮した。
戸惑うが、いけるところまでついていくか、いままでどおりマイペースで行くか

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ロシア連邦、チェチェンがらみの暗殺が続く

ロシアで

7月15日、今度はナタリア・エステミロワが誘拐され殺された。

くわしくはアムネスティニュースリリースhttp://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=684&sel_lang=japanese

これまでに、チェチェンがらみでアンナ・ポリトコフスカヤ、マルケロフ(弁護士)、バブローワ(ジャーナリスト)と暗殺されているのにもかかわらず、今も加害者は罰せられずにのうのうと生活できるという。

ナタリアはグローズヌイの人権NGO「メモリアル」の活動家であった。
彼女はチェチェン紛争以来、拷問や虐待、超法規的殺害、強制失踪などを記録し、そして国内避難民や社会的弱者を支援してきた。
その活動は国際的にも著名で、欧州議会のロベール・シューマン賞(2005年)、スウェーデン議会のライト・ライブリフッド賞 (2004年)そして第1回アンナ・ポリトコフスカヤ賞(2007年)など、数多く受賞。

メドベージェフ大統領にメッセージを送ろうhttp://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=1970

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チベットピースリレー あなたの友人知人に人権侵害を伝える手紙のバトンを手渡して

チベットピースリレーとはhttp://www.amnesty.or.jp/uploads/mydownloads/Tibetpeacerelay_EJ.pdf

人権侵害が恒常的に行われている国や地域では、 被害者が外の世界に訴えることができないでいます。
内側からの変化が難しいなら、 外の世界からも変化を起こそう! という想いと学生のアイデアからこの「 チベットピースリレー」 は始まりました。

ただこの手紙をチベットには送らないでください。Don’t send a letter to Tibet.

今日、 私は希望をもってこの手紙を託します。
毎年2 0 0 0人以上が、 ヒマラヤを越えて亡命していきます。 私たちチベット人には人権がありません。
チベットにいる人びとはみなその生き証人です。
多くの仲間が投獄されています。
みんな、 チベットの宗教や表現の自由を求めてビラを配ったり、デモをしたりといったようなことで逮捕されました。
刑務所の中では暴力と飢えに耐えねばならず、たくさんの命が失われていきました。
今でも何も変わっていません。
苦難の多い人生ですが、 誰も恨んではいません。
ただあなたに、 チベットの危機的な人権状況を知っていただき、チベットにいて声をあげることができない人びとに代わり、この手紙を次の人へつなげて欲しいのです。
この手紙が世界中を駆けめぐり、 多くの人の関心が人権侵害に苦しむ人びとに向いたとき、大きな、 大きな力になると信じています。
It is in hope that I entrust you with this letter today.
Every year, more than two thousand people cross the Himalayas into exile.
We the Tibetan people have no human rights and the people in Tibet are livingproof this.
Many of my brothers and sisters have been imprisoned.
All of them for activities such as participating in demonstrations or passing out fliers demanding freedom of religion and speech.
In prison they must endure violence and hunger.
Many lives have been lost, and still nothing changes.
Our lives are filled with hardships, yet no one holds a grudge.However, I would like you know about the human rights crisis in Tibet and to pass this letter onfor those there who have no voice.
It is my hope that in traveling the world this letter can become a catalyst for change.
Through the many people who take an interest in those suffering human rights abuse in Tibet, this letter has the power for real change.

* この手紙はこれまでにアムネスティが記録してきた、 チベットから亡命してきた人びとの声を元に作成されました。
* 裏面の署名欄に署名をして、 この手紙を次の人へ送ってください。

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日本支部声明、駐日中国大使宛に公開書簡、中曽根外務大臣へ複写送付

詳細は日本支部HP→ http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=681

この声明文の中のウィグルを日本という言葉に置き換えて読んでみてください。あんまりやと思いませんか。

「テロとの戦い」でアメリカが中国に協力を求めたことで、イスラム教徒が多いウィグルの人びとはえらい目にあった。今度の事件もまたさらなる弾圧の口実になるのだろうか。

頂上のお偉いさんが何にもいわなかったら、胡総書記とつきあいもないし何の遠慮も無いしウィグルよりずっとずっと安全なここからあたりまえのことを要請しよう。

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人を人として見ることができたら

ウィグルで暴動がおきた。それは、「世界ウィグル会議」の扇動による、と中国のニュースが伝えている、というニュースを見た。アムネスティのニュースがまだで、ユーチューブを見る。(http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=679アムネスティニュースはその後すぐリリースされました)

その世界ウィグル会議議長はラビア・カーディルさんである。かってアムネスティのいう「良心の囚人」(暴力を用いないのに民族宗教信条性別などで投獄される)だった人だ。彼女はアメリカに出国する形で釈放された。

2年前、講師としてアムネスティ日本がラビアさんを招聘した。(ブログ左列に東京講演会にリンク)当時、例会でメンバーから大阪講演会の話を聞いた。ウィグルが中国の核実験場だったことや、破ると罰せられる義務として年頃の女の子がウィグルの各家庭から徴用されて沿海州に働きに行く同化政策といったことが印象に残っている。

彼女の身代わりとして、息子さんたちがつかまってしまい、そのUAをこのブログでもとりあげた。ウィグルから逃れた人を強制送還しないよう国境を接している国に要請はがきをかいた。拷問や処刑の恐れがあるからだ。

アイヌ民族に、南北アメリカ先住民に対したあるいは対しているように、ウィグル人は扱われてきた。人を人として見てほしいと、私たちは要請し続ける。

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7・27原田正治さんアムネスティ大阪事務所へ

弟さんを「半田保険金殺人事件」で亡くされた原田正治さんが来阪されるますので、お話を伺いたいと思います。
7月27日(月)19:00~大阪事務所(大阪市港区築港2-8-24 市営地下鉄中央線大阪港駅下車徒歩5分)で行います。

原田さんは、現在「Oceanー被害者と加害者との出会いを考える会ー」の代表をされておられます。
原田さんからOceanを設立に至った経緯や活動の内容をお聞きし、今後私たちとどのように協力しあっていけるかを話し合いたいと思います。
「Oceanー被害者と加害者との出会いを考える会ー」のHP http://www.ocean-ocean.jp/index.html

皆さんのご参加をお待ちしています。事前申込み、参加費は要りません。

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西日本入国管理センターへ。面会できずに残念でした。(小谷)

はじめて2009年7月2日、大阪府茨木市郡山にある「西日本入国管理センター」に難民申請者の面会にいきました。
JR茨木駅・阪急茨木市駅から「郡」バス提下車(徒歩10分)、少年院の隣にあります。Photo

面会案内に「面会を希望される方は、外国人登録書又は旅券その他身分を証明する文書を提示して下さい。外国人登録をしている方は、外国人登録証明書が必要です。提示できない方は面会できません。」という決まりがあり、証明書を忘れた私は難民申請中のかたと面会できませんでした。

面会を希望する人は「面会・物品授与許可申出書」に記入して面会窓口に申出書と証明書を一緒に提出すると、準備のできた人から呼ばれて面会室にいくみたいです。
難民申請者の面会に遠くから来られるかたも多いと思います。
面会時間が30分以内とか決まりがあるのですがもう少し気楽に面会できるようになればいいと思いました。今回は面会できずに残念でした。

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イラクの女性、ウガンダの女性

きょうは、アムネスティの写真展を見てきました。プロのフォトジャーナリストになんですが、美しい心打たれる写真でした。

顔を覆って泣くブルカの女性。市場が爆撃されて60人が亡くなったという。

あごが異様にはれた若い女性とその奥に立つお母さんらしきブルカの女性。覆っておきたいものを、撮らせるのに覚悟がいったと思う。生後数ヶ月の子を置いて、その後亡くなったという。大おかあさんも、若いおかあさんも遺児もみんなどんな思いだったろう。

赤ん坊を抱くウガンダの少女、反政府武装勢力に誘拐された元子供兵士であり元ゲリラの性奴隷でもあったという。かわいいわが子はレイプを思い起こさせるもの、という解説。

奈良県女性センターで5日まで展示。女性センター内でも、東向き通でも7日の七夕かざりに短冊に願いをかいてつるすコーナーがあった。犠牲がくりかえされませんように。

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