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北朝鮮帰国者との交流集会に参加して(小谷)

2009年10月25日(日)エル大阪であった「北朝鮮帰国者との交流集会~北朝鮮で何があったのか、語ります~」(同実行委員会主催)に参加しました。

帰国者のキム・ソジャさん(59歳)、帰国者2世のリ・ハナさん(20代後半)の話を聞くことができました。

キム・ソジャさんは広島に生まれて11歳のときに北朝鮮に家族で帰国したそうです。
彼女の「北朝鮮は融通と賄賂社会だから、むこうに親戚のいない帰国者は日本からの仕送りがないと餓死する可能性高い」という話が印象に残りました。
リ・ハナさんは両親が日本からの帰国事業で北朝鮮に渡って北朝鮮で生まれた2世です。
中国に脱北し日本に入国。
彼女は中国では無国籍で不安定だったので、「日本で在留資格をもらって何かあれば外国人登録証を出せるのが大変うれしい」と話されていたのが印象に残りました。
二人は最後に脱北した帰国者のために、公的な日本語教育が必要ではないか、と話されてました。
現在は民間のボランティア組織が脱北した日本人の日本語教育を支援しているそうですが、増えてきたら限界があるだろうということです。
北朝鮮に帰国した在日の人が約9万3千人で、現在脱北して日本に帰国した人達が約200人東京や大阪で暮らしているそうです。
今後増えることが予想されます。

私は自分に何ができるか考えながら聞いていたのですが、機会あるごとに北朝鮮の収容所の問題など人権侵害に関して厳しく抗議すると同時に、日本国内では脱北した帰国者・日本人妻や家族の人達と共存する社会を作っていかないといけないと思いました。

主催者の主旨 
今年12月14日、在日朝鮮人の北朝鮮帰国事業開始50年を迎えます。
当時の在日人口の7人に1人、9万3000人が社会主義の祖国に帰りました。しかし
、その後、北朝鮮帰国者の多くが困窮ににあえぎ、音信不通、行方不明になる人が続出
しました。
今、その元在日帰国者が密かに脱北して日本に戻っています。
その数約200人。北朝鮮でいったい何があったのか、脱北帰国者から体験を聞き、日
本での定着・自立の問題点について共に考えませんか。

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コメント

(当日配布された資料から)日本政府は元在日朝鮮人とその縁故者(子や孫)の脱北者に限って日本への渡航を受け入れています。中国の日本大使館(領事館)に自力でたどり着いた者の中で、日本との縁故が証明出来る者は日本への上陸と定着を許可される。(以下略)

投稿: 小谷 | 2009年10月26日 (月) 17時30分

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