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「裁判員裁判の実情~裁判員法施行1年を前に~」を聴いて

陪審員制度を復活する会 主催
講師の高山巌弁護士(大阪弁護士会)が、弁護人を務めた通貨偽造・同行使の事件の裁判員裁判の経験を元にお話をされた(2010年4月10日北御堂会館)

「公判前整理手続き」について感じた疑問点
裁判の前に担当裁判官は弁護士や検事と話し合う。
その場に裁判員は出席できない。そのため裁判官と裁判員の情報格差がありすぎる。
同じく被告人も出席できない。そのため長期間置き去りにされる可能性がある。

ほかにも
現在の裁判員裁判は被告人にプロの裁判官による裁判か裁判員裁判かの選択権がない、

全員一致ではなく変則的多数決であるとの指摘もあった。

審理期間の短さや2次証拠や3次証拠が軽視される傾向など、裁判員制度裁判が「認否を争う事件」で機能するのか疑問も出された。

最後に高野巌弁護士は裁判員法付則9条で「3年後の見直し」の規程があり、見直しの議論をしていく必要性を話された。

ほかにも弁護士のスキルアップの必要性や、一般の学校や会社などへの推定無罪などの法教育の必要性も繰り返し話され印象深かった。

私は裁判員制度に賛成でも反対でもない。しかしこの制度には問題が多いと思っている。高山巌弁護士のお話を聴いて、公正な裁判制度の実現のために3年後(1年経過しているのであと約2年)の見直しのために準備していきたいと考えた。(小谷)

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