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映画『BOX 袴田事件 命とは』

7月31日に大阪の十三の第七芸術劇場で見ました。公式HPhttp://www.box-hakamadacase.com/

映画は昭和41年6月30日静岡県で起った一家4人放火殺人事件を軸に、袴田巌死刑囚と静岡地方裁判所で3人の裁判官のうちの一人の熊本典道さんの二人を主人公に、冤罪・公正な裁判をテーマにした作品です。裁判員制度とも関連してくると思います。

袴田さんは長時間の取り調べで自白をしてしまい調書を書いたために、裁判で無罪を主張し警察・検察の主な証拠が否定されても、調書(自白)のみで死刑判決になってしまう。事件後1年もしてから既に警察が調べたはずのところから新たな証拠がみつかったことの不思議。袴田さんの無罪を確信しつつ、多数決で死刑の判決を書くことになった熊本さんはその後裁判官をやめ家庭も崩壊し自殺未遂を繰り返すことになる。平成19年熊本さんが「袴田事件は、無罪である」とマスコミに告白して事件そのものに再び注目を集めた。

裁判員制度がはじまり、だれもが冤罪事件裁判にかかわる可能性のある時代です。推定無罪という言葉を繰り返し心に刻みたい。真犯人はどこにいったのか?見込み捜査の恐ろしさ。もしも私がこのような事件の裁判員に選ばれたら…。そもそも裁判に多数決は馴染むのだろうか。帰りに電車で800円の映画のパンフレットを読みながらいろいろ考えた映画でした。
この事件は現在第2次再審請求中ということで、最後まで行方に注目していきたいです。

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