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2010年9月

UA中国 ラビアさんの息子の命が危ない(期限10月27日)

UA No.:199/10 http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=3400

対象者:アリム・アディリィウム(Alim Abdiriyim)

ウイグル人活動家の息子が刑務所で拷問を受けている

「中国の情報筋によれば、アリム・アディリィウムは健康状態の悪化が深刻で、身体的・精神的外傷の兆候を示している。彼は、刑務所当局は刑務所で自分の身に「起こっていることに目をつぶって」必要な治療も受けさせてもらえず、こうした状況が続けば命の危険を感じると話しているという。」

「中国は1988年に国連拷問等禁止条約を批准したにもかかわらず、」禁止される行為・責任を問える範囲が限定されており、現実として「アムネスティは拘禁中に起きた死亡の報告も絶えず受けている。その多くは刑務所、労働教養所、警察拘禁施設などのさまざまな国家機関での拷問によるものである。」

アピールを温家宝首相、新疆ウィグル自治区人民政府主席、刑務所のあるウルムチ市市長あてに送ってください。エアメールはがきは70円です。

例文
(日付)
Your Excellency,
I am writing this letter to express my concern for Alim Abdiriyim who is a son of Rebiya Kadeer.
I request you to ensure that he is not tortured or ill-treated in prison and is provided with all necessary medical treatment including for any injuries sustained in custody.
I also request you to order a full and impartial investigation into allegations that he has been tortured and ill-treated in prison with the aim of bringing those responsible to justice.
Please end the human rights violations directed at Rebiya Kadeer’s family, including torture and ill-treatment in detention, police harassment and other restrictions on their freedom of expression.
Thank you for your prompt attention to the above.
Respectfully Yours
(署名)

内容は
拝啓、
ラビアさんの息子Alim Abdiriyim さんが心配です。
アリム・アブディリイムが刑務所内で拷問や虐待を決して受けることなく、拘禁中に負った傷などに必要な治療が確実に受けられるよう、当局にお願いします。
また彼が刑務所内で拷問や虐待を受けているという申し立てについて、責任者を裁判にかけるために、公正かつ徹底した調査を命じてください。
ラビア・カーディルの家族に対して、拘禁中の拷問や虐待、警察による嫌がらせ、表現の自由への制限などの人権侵害をやめてください。
さっそくお手紙を読んでくださりありがとうございました。
敬具

宛先
中国100017
北京市 西城区 府右街2
国務院
温家宝 総理 収

または
中華人民共和国 830041
新疆維吾尓自治区
烏魯木齊市 中山路2
新疆維吾尓自治区人民政府办公厅
努尓・白克力 主席 収

または
中華人民共和国 830002
新疆維吾尓自治区
烏魯木齊市 南湖路72
烏魯木齊市政府办公厅
吉尔拉・衣沙木丁 市長 収

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死刑廃止を考える入門セミナーと 「赦し その遥かなる道」上映会報告

2010年9月25日奈良市男年女共同参画センター「あすなら」第三会議室で死刑廃止を考える入門セミナーと映画「赦し  その遥かなる道」上映会を開催しました。

参加者は13名(奈良グループ7名一般6名)と目標の20名より少なかったのは反省点でした。

当日アンケートに書いていただいた感想を紹介します。
◆死刑廃止入門セミナーの感想
・大きな流れとしてわかりました。これから考えるきっかけになりました。
・死刑廃止の全貌がよく解りました。
・死刑問題を考える上での基本的な問題について分かりやすくまとめて頂き大いに参考になりました。

◆「赦し  その遥かなる道」感想
・感動深い映画でした。被害者の父が言った「全てを受け入れる」という言葉が印象的でした。
・あまりに厳しい被害者家族の心の内を痛切に知りました。
・人は人でしか癒されないのだと感じました。
・本当に赦せるのは被害者本人でしょう。出来れば被害者本人にも映画の中で赦しについて語ってもらいたい。(不可能ですが…。)

当日の反省会では入門セミナーは「わかりやすかった」、「初めて知ったことも多かった」と好評でした。アムネスティの死刑廃止ネットワークセンターのメンバーに講師をしていただき、また何年かしたら取り組みたいと思いました。
映画に関しては「キリスト教の宣伝色が強すぎるのでは?」「被害者家族と加害者家族の両方の苦しみが描かれていてアムネスティが上映するには適している」 「赦す被害者家族と赦さない被害者家族が両方紹介されていてよかった」「アムネスティは赦せとは言っていない」「暗い映画だけど見てよかった」という意見がありました。

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韓国映画「赦し・その遥かなる道」につIいて~カトリック ソウル大教区 社会司牧部担当主教のことば

この映画は、韓国のSBSテレビが2007年12月23日に放映したクリスマス聖誕特集番組 SBSスペシャル<赦し・その遥かなる道>に、地上波テレビ放送では放映が困難だった内容を追加し、新しく再構成したドキュメンタリー映画として一般上映館で封切りされた作品です。元の作品は、テレビで放映された際、多くの人々に深い感動をもたらしました。また、韓国放送通信委員会が主催する 今月のベスト・プログラム賞も受賞しています。

特に本映画は、ソウル大教区 社会矯正司牧委員会が制作を支援したのみならず、司牧の現場で出会い直接経験した事柄内容がそのまま記録されています。

愛する家族を殺した殺人犯を赦すことにより、悶え苦しむひとりの人間の凄絶な物語 ・・・生きるために赦すことを選択した者と、憎しみを糧に生き延びる者・・・

この映画は、殺人者に対する怒り(憎しみ)と赦しをめぐる実際の記録です。同時にこの作品は、父母と子供、兄弟、夫婦、同僚友人などのあいだでさえ、小さなことでもお互い許すことができず、それゆえにより辛い時間を過ごさなければならない私たち自身の物語でもあります。果たして、人間にとって、赦すとはどういう意味を持つのか、そしてそれは本当に可能なのか、この作品はそのような質問を投げかけています。

この映画を通じて、自分自身との和解や隣人との和解にあらためて思いを馳せ、また残忍な犯罪の被害者の方たちの苦痛を、ともに分かち合う契機となることを願いつつ。

2008年 10月28日
カトリック ソウル大教区 社会司牧部担当主教  キム・ウンフィ

「赦し・その遥かなる道] 公式サイト   http://www11.ocn.ne.jp/~grdragon/temp/forgiveness/intro.html

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竹下景子さんのことば(「赦し・その遥かなる道」ナレーション)

2010612日「赦し・その遥かなる道」日本語版完成記念試写会にてのご挨拶】

  皆さま、こんばんわ。竹下景子です。
  ただいまみなさんがご覧になったこの映画で、私はナレーションを担当させていただきました。ご挨拶をさせていただくにあたって、まず始めに今日こちらにお見えになっているコ・ジョンウォンさんの亡くなられたご家族の皆さまに心からのお悔やみと、そしてコ・ジョンウォンさんにもお見舞いを申し上げたいと思います。

  愛する者を亡くすというのは、なにものにも代えがたい大変深く大きな哀しみであり、苦しみです。哀しみの中にあっても、やはり人は生きなくてはいけないのだと、コ・ジョンウォンさんを見て、まず私は思いました。そして、コ・ジョンウォンさんご自身が生きていくために殺人犯を赦している。誰にでも簡単にまねのできることではない、大変大きな決断をされました。その勇気に私はとても感銘を受け感動しました。

  ただ、映画をご覧になった皆さまにも、そのことがすべての解決に至っていないのはよくお分かりだろうと思います。重大な許し難い殺人事件が、今までも、そして現在も起こっています。私たちがまず第一に考えなくてはならないのは、こういった耐え難い苦しみを経験しなければならなかった被害者、そしてご遺族の皆さまのお気持ちだろうと私は思います。そういった方々への本当の意味での救済がなされない限り、真の解決はないように思います。コ・ジョンウォンさんは本当に大変な試練を乗り越えられて犯人を許すという大きな決断をされ、現在もなお一歩一歩、前を向いて歩き続けていらっしゃいます。
   
   その一方で、コ・ジョンウォンさんと立場を異にする方々がいらっしゃるのも紛れもない現実です。同じ被害にあわれた方であっても考え方が違います。たとえ考え方が違っても、皆が等しく救済されることが、やはり社会としての目指す方向ではないでしょうか。

  死刑という一つの制度を考えるときに、なくなって欲しいと私も思います。ただ同時に忘れてならないのは、今はまだ犯人を赦すということを選択できない方たちが、死刑がなくなったことによって切り捨てられてはいけない、ということです。私は被害者家族の方たちの生活上の問題、それに伴う精神的な救いの両方が解決されていかなければ、本当の意味での死刑廃止の意味はないものと思います。この映画の見出しにあるように「赦す」ということへの道のりは決して平坦ではありません。もしかしたらそのゴールは、ことにこの日本にあっては近くはないのかもしれません。しかし、コ・ジョンウォンさんの人生は私たちに希望を与え、勇気を与えてくれました。そのことを我々は深く胸に刻みたいと思います。

  そしてこの映画の制作にあたって、今日、監督のチョウ・ウクフィさんもこの場に足を運んで下さっていますが、私はこんなにすばらしい作品を作って下さったことに心からの拍手とお礼を申し上げたいと思います。

  マスコミの役割の一つは、被害者と犯罪者どちらにも目を向け、事実を私たち一般市民の前にきちんと示してくれることです。そしてさらに、そこから我々は何を学び、何を選択していくべきか、そういうことを投げかけてくれたのがこの作品であり、それを民放の放送会社が制作したことにも大変私は驚き感動しました。

  丹念な取材をし、長い時間をかけて、人が生きるその思いに寄り添って作られる作品は、残念ながら今の日本には少ないと思います。ニュースで私たちが接する日々の事故、事件、見る側には一瞬の出来事として過ぎてしまいますけれど、当事者にとっては一生消えることのない思いを抱えながら生きていくのだということ、そのことを私も改めて知りました。

  人が生きていく上で困難なこともあるとは思いますが、でも私たちはこうして今日集うことができたのですから、平和な社会を目指して、ゴールは必ず私たちの先にあることを信じて、これからも歩み続けることが大事なんじゃないでしょうか。
               
竹下景子 (『赦し・その遥かなる道』日本語版ナレーション)

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9・25 韓国ドキュメンタリー映画「赦し その遥かなる道」上映会【奈良】

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2010年9月25日(土)開場13時 開始13時30分 17時まで
13時30分~ 「死刑廃止を考える入門セミナー」講師 死刑廃止ネットワークセンター・メンバー
   15時~ 韓国ドキュメンタリー映画「赦し その遥かなる道」上映会(100分 2004年から2008年SBS制作)
奈良市男女共同参画センター「あすなら」会議室3(JR奈良駅西口下車徒歩3分)
参加費500円(18歳以下無料)
■主催  アムネスティ・インターナショナル日本  奈良グループ 

問合せ先  090・4279・7388

「赦し・その遥かなる道] 公式サイト   http://www11.ocn.ne.jp/~grdragon/temp/forgiveness/intro.html

7月27日UPを9月22日に日付を変更(9月26日追記)

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市民講座「死刑~人を殺すと言うこと~」を聴きに行きました

9月18日に奈良弁護士会館で行われた市民講座「死刑~人を殺すと言うこと~」を聴きに行きました。

まず、石塚伸一龍谷大学教授の講演がありました。
かつて学生と共に傍聴した裁判をきっかけに、やがて弁護士となって関わることになったある死刑囚が、まだ執行はないと思って再審請求を準備している時に執行された話をされました。
執行後引き取り手がいないことから拘置所の葬儀に立ち会い、遺体の首に赤いあざを見たとき「この人は死刑になった」と思ったそうです。死刑とは、やはり人が人の手で命を奪うことであると言われました。
そして、親鸞の悪人正機説に触れ、親鸞は、自分の罪に気づいている人を「悪人」呼び、未だそれに気づかない人を「善人」と呼んだ、裁判官も弁護士も自分が正しいと思い込んでいる「善人」にすぎない、死刑の問題は、これら「善人」ではなく、もっと偉い人、即ち自己が凡夫にすぎないことを知っている市民が考えなければならないと言われました。

続いて上映された映画「休暇」は、絞首刑により落下してくる死刑囚の身体を支える「支え役」を行う刑務官を主人公に死刑執行に携わる刑務官の苦悩を描いた作品でした。

その後、石塚教授と奈良弁護士会の高野嘉雄弁護士のパネルディスカッションがありました。
高野弁護士は、犯罪は社会の病理現象であり貧困、差別、いじめといった社会の矛盾から発生する、こうしたことに社会は責任を負わなければいけない、どんな犯罪を犯した者も、それを社会は立ち直らせなければいけないだから死刑には反対であると、
また石塚教授は、死刑廃止論には、誤判を理由とするものと人権を理由とするものがあり、また即時廃止すべきとする考えと一旦、死刑を停止して様子をみようというものとがあるが、とにかくまず感情的にいやだと、そして人も皆いやなので死刑の問題を知ろうとしないと言われました。
また、どうすれば死刑を廃止できるかという質問には、
石塚教授は、裁判員を信じ、死刑に関する情報を公開させれば死刑判決が出ないとのではないか、
高野弁護士も裁判員制度では全体の量刑は重罰化に進むだろうが死刑に関しては、裁判員は躊躇するのではないかと言われ、韓国での加害者の更生に取り組む運動を紹介された後、日本でももっと弁護士は加害者の更生に係わるべきでその姿を示せれば裁判員は死刑を出さないのではないかとのことでした。

白熱した議論で時間は予定時間を1時間オーバーして終わりました。奈良弁護士会としては、今後更にこの問題を掘り下げ、死刑廃止について賛否両者の意見を闘わすような催しも考えたいとのことでした。
(T)

映画「休暇」公式サイトhttp://www.eigakyuka.com/top.html(吉村昭原作、門田肇監督、小林薫、西嶋秀俊主演 2007年)

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ヨーロッパで進む少数民族ロマの排除政策に1クリックアクション

イタリア・ロマの強制立ち退き計画の一時中断と計画の見直しを、
特命委員とローマ市長に要請してください。

ジュゼッペ・ペコラーロ知事、ジャンニ・アレマノ市長あてのEメールアクションはこちら>>>https://www.amnesty.or.jp/modules/bmsurvey/survey.php?name=webaction02_Roma

いわゆるジプシーといわれるロマのひとたちがフランスから強制送還されるというニュースが流れていました。こちらはイタリアのローマ市のノマド計画のアクションです。社会にゆとりがなくなると、より弱い立場の者への当たりがきつくなるのでしょうか。

「この他にもセルビアやブルガリア、チェコなどでもロマの強制立ち退きが進んでいます。共通している問題は、当事者であるロマの人びとに計画がまったく知らされていないこと、代替地や賠償についてほとんど何も準備されていないことです。彼らはまるで野良犬のように放り出されるだけなのです。」(アムネスティ日本)

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UAメキシコ ラウルさんが釈放されました

7月15日に紹介したUAメキシコ、ラウルヘルナンデスさんが釈放されました。
ご協力ありがとうございました。奈良グループの例会の時、励ましの写メをおくったことがあります。http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2994

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