« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

2010年10月

劉暁波さんに平和賞受賞のお祝いと励ましのメッセージを送りましょう!

アムネスティは、人権尊重という立場から、好き嫌いや善悪を超えて、人権侵害があればその国の政府などの当局に、あるいは、人権侵害されたひとに寄り添うようなメッセージを送ってきました。

平和的に表現の自由を行使した劉暁波さんは、今も遼寧省の刑務所に拘禁されています。今回も、中国の当局や中国の人々に対して、いつもと変わりなく、要請したり、励ましたりすることになります。

劉さんあてのメッセージはがきを、アムネスティ日本がつくりました。そのサイトを紹介します。

「劉暁波さんに平和賞受賞のお祝いと励ましのメッセージを送りましょう!」ハガキをダウンロード(PDF)

| | コメント (0)

緊急報告会「劉暁波氏のノーベル平和賞を受けて」参加報告

2010年10月24日(日)ヒューライツ大阪(財団法人 アジア太平洋・人権情報センター)とアムネスティ関西連絡会の共催で、大阪piaNPOでおこなわれた緊急集会に参加した。
劉氏のノーベル賞受賞にまつわる一連の出来事とその背景を、現在の中国の人権事情に絡めて、国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチの中国担当上級調査員のニコラ・ベクイリンさんが報告した。

ニコラさんのお話は零八憲章に賛同して署名した知識人(学者、法律家、ジャーナリストなど)の話や民主化を支持する声明を発表した中国共産党の元幹部たちの話、チベットやウイグルなどの少数民族の人達の人権の話、最近明らかになってきた「闇の刑務所」の存在など、最新の中国の人権情報だった。
現在の中国では一部の人権活動家や民主化活動家だけでなく知識人の中に幅広く中国の憲法や法律に書かれている人権の条文を実現しようという意識・ネットワークがひろがっているということだった。
また中国政府の動向として各国政府や人権団体は中国政府の人権侵害を批判しているのであって中国の人民を批判しているのではないにもかかわらず、中国政府はナショナリズムを利用して中国政府への批判を中国人民への批判にすりかえて反論してくるのがいつもの手段。」と分析されたのは勉強になった。
最後に劉さんのノーベル平和賞受賞直後のインターネット情報として「ノーベル賞の受賞は中国と台湾で役割分担があるみたいだ。そのほかの賞は台湾、平和賞は中国」という書き込みの紹介があった。インターネットの検閲を免れるために中国の人達の政府批判も洗練されてきているという分析だった。

10日くらいしか準備期間がなかったのに約40人の参加があったのはうれしかった。僕も中国の人権活動家や民主活動家と連帯して「劉さんの釈放を求めるアムネスティのハガキ付きのリーフレット」を根気強く広げていこうと考えた。(小谷)

(注①)2010年度のノーベル平和賞は中国の劉暁波さんが受賞した。劉さんは、元北京師範大学文学部講師。人権活動や民主化運動に参加し、2008年に発表された「零八憲章」の起草者として現在11年の刑に服している。
ノーベル平和賞の受賞は「中国での基本的人権を求める非暴力の闘い」が評価されたためと伝えられている。
参考資料 零八宪章 http://knol.google.com/k/%E9%9B%B6%E5%85%AB%E5%AE%AA%E7%AB%A0-08%E5%AE%AA%E7%AB%A0-%E7%AE%80%E4%BD%93%E4%B8%AD%E6%96%87%E7%89%88-%E7%B9%81%E4%BD%93%E4%B8%AD%E6%96%87%E7%89%88-%E6%97%A5%E6%96%87%E7%89%88-%E8%8B%B1%E6%96%87%E7%89%88-%E6%B3%95%E6%96%87%E7%89%88#08(E6)(86)(B2)(E7)(AB)(A0)(28)(E6)(97)(A5)(E6)(9C)(AC)(E8)(AA)(9E)(E7)(89)(88)(29)
(注②)ヒューマン・ライツ・ウォッチはアメリカのニューヨークに本部があり、現在20か国に事務所を持ち約90か国をカバーしている人権団体。東京事務所も開設。

| | コメント (0)

次回例会は11月6日(土)

アムネスティ奈良グループの11月例会をお知らせします。

◆11月6日(土)18時半~20時

◆奈良県女性センター2階活動支援コーナー(近鉄奈良駅下車3分)

最初に中国のノーベル平和賞受賞の良心の囚人の無条件即時釈放、軟禁されている妻の当局の監視をやめ即日解放することを求めるハガキを書いて送ります。

11月のアムネスティの京都の全国交流会、12月のライティングマラソン企画、来年1月の新年会について、参加者で話し合いをしたいと思います。

グループ会員以外のかたの見学も歓迎します。

| | コメント (2)

アムネスティ日本2010年度臨時総会に参加しました

2010年10月17日東京でおこなわれたアムネスティ日本支部の臨時総会に奈良グループから1名参加しました。

アムネスティが公益社団法人になるのを目標に現在の定款案の変更と新しいアムネスティ日本定款案がテーマでした。
当日は理事会提案の4議案と名古屋栄グループが提出した修正議案2つについて議論しました。

名古屋栄グループの修正議案は、グループにグループ会員会費から4000円グループ賛助会員会費から3000円をグループに還付することを規定に明記する、代議員制度を地域ごとに選挙で選ぶ、事務局長の任免を理事長の権限にするということでした。

奈良グループは名古屋栄グループの修正議案と理事提出議案6つ全部に賛成票をいれました。

採決された順番から名古屋栄グループの修正議案2つは否決、理事会の議案4つは4分の3以上で可決しました。
公益社団法人に関する法律の話が中心で難しい話ばかりで疲れました。

| | コメント (0)

「高槻ジャズとグルメフェア」の社会貢献ひろばにブース参加報告

フェアは、2010年10月10日(日)11日(祝)に大阪府の高槻市の高槻城跡公園/市民グラウンドで開催された。今回で2回目。http://www.food-festival.jp/

アムネスティ大阪難民チームは、社会貢献ひろばにはじめてブース参加し、アムネスティの本・カード・絵はがき、フェアトレード商品、チーム作成の絵はがき等を販売した。
Ca5xk8hn_2
ブースのスタッフは10日は2人、11日は6人。天気はよかった。10日はちょっと寒くて11日はあたたかだった。
クリスマスカード(100円~250円)とチーム作成の絵はがき(1枚50円)がよく売れた。
これは、西日本入国管理センターに収容されていた難民申請者の男性が描いた絵を、チームの人が絵はがきにして、本人の許可を得て販売している。
僕は彼と個人的に文通していた。
Img_800x617_3
販売の合間に、大阪難民チームの「なんみん学習会」に一人でも参加していただけたら、日本の難民制度改正に少しでも理解が深まったら、と祈りながら大阪難民チームのチラシとアムネスティのリーフレットやアムネスティ商品カタログ、アムネスティ奈良グループのグループ通信をセットして配った。他のメンバーの人達もそれぞれチラシは配っていた。

会場の高槻城跡公園は、ふだん高槻市民が普通に家族で遊んだり犬を散歩させたり太極拳をしている緑の多い公園である。
フェアの2日間は、3か所のステージでジャズが演奏され、食に関する展示販売、アートの森、フリーマーケットなどもあった。
社会貢献ひろばでは、わたしたちのほかに、ビッグイシュー基金、たかつき市民活動ネットワーク、RAFIQ、ビルマ救援センター、社会福祉法人の共働舎花の会、わかくさ福祉会、高槻ライフケア協会などが参加していた。

アムネスティ大阪難民チームのブースは、ちょうどジャズのステージの前で、演奏も聴けて音楽を楽しむことができた。公園に大きなたこの形をしたすべり台があったが小学校のころよくすべり台で遊んだと懐かしかった。人が少なくなったらこっそりすべろうかと悩んだほどだった。
大阪難民チームが「高槻ジャズとグルメフェア」にメンバーが力をあわせて2日間もブース参加することができたことに感動した。来年はチームに関係なく一人でゆっくり高槻にジャズを聴きにいくのもいいなと迷っている。今回のブース参加でちょっと高槻を好きになったような気がする。
アムネスティ・インターナショナル日本 奈良グループ 大阪難民チーム 小谷勝彦

| | コメント (0)

東京拘置所参観報告

10月13日(水)アムネスティ・インターナショナル国内人権ネットワークによる東京拘置所参観に参加した。

東武伊勢崎線小菅駅で降り、拘置所近くの小菅万葉公園に集合。参加者は、45人。
これまでアムネスティが行った刑事施設参観では最大の参加者数ではないかと思う。
やはり先日、刑場が公開されたことで関心が高まっているのだろう。

正門をくぐって中に入るとかなり広い敷地であった。
今は使われていないという旧庁舎の建物の横を通り抜けると現在の拘置所が見えてきた。
まさに偉容というべき巨大な建築物。
圧倒された。

まず、大会議室でDVDを視聴。
この施設では、鉄格子を無くし、机をぶつけても割れない強化ガラスを窓にいれていることや領置品をコンピュータで管理している様子が紹介される。
その後、調査官から簡単な施設の説明があってそれから施設を見学。

まず、エレベータに乗ると中に仕切りができるようになっている。
収容者と刑務官を安全のために分離するためのものということ。
屋上の運動場、居室(既決囚用)、面会室、体育館兼講堂、領置品に保管場所等を見学。
歩きながら疑問に思ったことを尋ねると回答してもらえず。
「質問はあとでまとめてするように」と言われる。
内部の様子は、清潔でキレイ、しかし人権上の配慮から収容者がいない所だけを見たこともあるかもしれないが何か無機質で非人間的な印象も感じる。

参観終了後、質疑が行われた。
性同一性障害者で身体上は性別が戸籍と異なる人の扱いは、どうなるかという問いには、戸籍によるとのこと。
また、未決囚の居室は、参観した既決囚のものと同じだが部屋に置ける荷物の量は異なり未決の方が多いとのこと。
死刑囚は、未決囚と同じ量とのこと。
受刑者には親族以外でも面会できる筈なのに今日実際に断られたがどうなっているのかという質問も出たが詳しく知らないので答えられないとの回答であった。
私も刑場が参観に含まれてなかったはなぜか尋ねてみた。回答は、一般参観なのでということだったので、それは法務省の指示か拘置所長の判断かを尋ねると、今回は法務省の指示によるとのことであった。                    (T)       

| | コメント (0)

10.24緊急報告会「劉暁波氏のノーベル平和賞を受けて:中国の人権状況、知識人たちの動向、メディア・インターネットの現状、中国政府の対応」※日英の逐次通訳

【主催】 ヒューライツ大阪  アムネスティ・インターナショナル日本 関西連絡会
【日時】 2010年10月24日(日)午後2時~4時30分
【場所】 pia <http://http:/pianpo.com/acces02.html > NPO 2F会議室 201号室 (大阪市港区築港2-8-24)地下鉄中央線「大阪港」駅4番出口から西に200m(地図は、http://pianpo.com/acces02.html
【テーマ】「劉暁波氏のノーベル平和賞を受けて:中国の人権状況、知識人たちの動向、メディア・インターネットの現状、中国政府の対応」
【報告者】 ニコラ・ベクイリン(Nicholas Bequelin)ヒューマン・ライツ・ウォッチ・中国担当上級調査員 
【参加費】 300円 (ヒューライツ大阪の会員は無料です)
【問合せ・申込み】 ヒューライツ大阪(財団法人 アジア・太平洋人権情報センター) 電話06-6577-3578、Fax06-6577-3583 大阪市港区築港2-8-24  pia NPO 3F

2010年度のノーベル平和賞は中国の劉暁波氏が受賞しました。
劉氏は、元北京師範大学文学部講師。人権活動や民主化運動に参加し、2008年に発表された「零八憲章」の起草者として現在11年の刑に服しています。
ノーベル平和賞の受賞は「中国での基本的人権を求める非暴力の闘い」が評価されたためと伝えられています。
劉氏にまつわるこの一連の出来事とその背景を、現在の中国の人権事情に絡めて、国際人権NGO(本部・ニューヨーク)ヒューマン・ライツ・ウォッチの中国担当上級調査員であるニコラ・ベクイリンさんが報告します。

| | コメント (0)

ビルマ VJ の感想文

奈良グループの小谷さんから映画の感想を書くようにずいぶん前に依頼されていたのですが、ついつい先延ばしにしてしまいました(小谷さん、すみません)。その間にたくさんの方々が既にWeb上で映画の感想を私が書ける以上の言葉で掲載していますし、ビルマの現状やこの映画の背景についてはビルマ情報ネットワークのHP(http://www.burmainfo.org/)で詳しく知ることができます。ですので、私が今さら何を付け加えることができるわけでもないのですが、少しでも宣伝になればと思い映画の感想を掲載させていただきます。

冒頭でジョシュア(主人公)は1988年の市民の蜂起はあたかも忘れ去られたようだと言います。そのときのことを公に語ると、誰かに密告されるかもしれない。自分の考えていることを言ってしまうと投獄されるかもしれない。だからみんな黙っている。20年前の蜂起はなかったことにされている。街中に私服の政府関係者が潜んでおり、アピールを行った者はすぐに彼らに拘束されてしまう。だれもが不安と疑念の中で生活しなければならない。撮影者自身の身の安全も保障されているわけではなく、彼らの緊張感は映像からひしひしと伝わってきます。

一方で映画を観ながら一つ引っかかりを感じていました。ビルマの人々が命がけで求めている民主主義というのは本当にそこまでして手に入れる価値があるものなのか?この映画を観たころ(今もですが)私は日本の政権交代にたいした変化を感じられないで、少なからず失望していたためでしょう。

しかし、軍の独裁に対して政治には干渉しないはずの僧侶たちさえも立ち上がったとき、その失望は民主主義そのものに向かうべきではないことに気付きました。約2000人の僧侶がデモ行進を行い、街中の人々がそれを歓迎しました。ある人たちは僧侶が襲われないようにデモの側面を守り、ある人たちは祈り、ある人たちはビルの上から歓声を上げていました。ビルマの人々の20年間の思いが爆発したとき、強い衝撃を受けました。

民主主義というのは単に選挙で政権政党を選ぶだけのものではなく、人々が自由に発言し主張する行為そのものではなかったか。そんな感じのことをハンナ・アーレントだったり丸山眞男だったりは言っていたのではないか。そうだとすると、今スクリーンに映っているこの場面こそ民主主義が体現されている現場ではないのか。

最終的にこのデモは軍によって鎮圧されてしまい、かかわった市民や僧侶の多くは捕えられ、中には暴行を受けたり殺害されたりする者もいました。ジョシュアたちのグループも解散せざるを得ない状況に追い込まれました。

しかし、この一連の出来事が無駄なことだったと思うことは私にはできませんでした。少なくともあの瞬間、ビルマは日本よりずっと民主的であったのではないでしょうか。

(AI大阪難民チーム M)

| | コメント (0)

死刑廃止全国交流合宿に行って来ました

10月9日~10日、東京築地本願寺で行われた死刑廃止全国交流合宿に参加しました。

会場に少し遅れていくと合宿に先立って行われた集会「響かせあおう死刑廃止の声」の最中で、同会場で行われていた死刑囚表現展の選考委員による作品評が行われていました。ついでルポライターの鎌田慧さんの講演の予定だったのですが、なんと講師が時間を間違えて会場に今向かっているところと司会者よりの報告。私たちもよく講演会を行いますが、会場が満員なのに講師が来ないと言うのは、主催者にとってまさに悪夢のような事態です。

ここで主催者の「FORUM90」の安田好弘弁護士が急遽会場から、「Ocean―被害者と加害者との出会いを考える会」代表の原田正治さん、「一水会」顧問の鈴木邦男さん、アートディレクターで表現展選考委員の北川フラムさん、アムネスティ事務局の天野理さんの4人を指名して死刑廃止の現状と今後取り組みについてシンポジウムを始めました。会場からの発言もあり、ぶっつけ本番とは思えない充実した討論が行われました。この席で原田さんから奈良グループでも上映会を行った韓国ドキュメンタリー「赦し」でも紹介されていた「ジャーニー・オブ・ホープ」のアジア版を企画していることも報告されました。

 そしてようやく講師の鎌田さんが会場に到着、プログラムが元に戻りました。鎌田さんは、自分は始めは冤罪問題から死刑に反対と考えていたが死刑の実際を知るにつけ死刑それ自体がいけないと考えるようになったと話されました。

 ついで合宿が始まり、全体会で死刑廃止議員連盟の初代事務局長の二見伸明さんと現事務局長の村越祐民さんから死刑廃止議員連盟の発足から現在までの状況等について報告があった後、①死刑囚個別支援問題②今後の死刑廃止運動③刑事政策から考える死刑廃止の三つの分科会にわかれて話し合いました。

翌日は、分科会の報告の後、各地の活動報告、個人救援活動の報告を受け、来年は大阪で開催することを決めて閉会しました。

合宿終了後、アムネスティの呼びかけにより築地川銀座公園から日比谷公園までデモ行進を行い「世界の死刑を廃止しよう!」と訴えました。    (T)

| | コメント (2)

Birtukan Mideksaさんが釈放されました。

10月6日、釈放されました。http://www.amnesty.org/en/news-and-updates/ethiopia-releases-opposition-leader-2010-10-06

彼女はエチオピア野党前党首で、良心の囚人でした。
昨年12月のライティングマラソンで、彼女を励ますはがき、政府に釈放要請のはがきをみんなでかきました。http://homepage2.nifty.com/ai152hannah/lwm09/afr250102009jp.pdf

| | コメント (0)

アムネスティ・オーストラリア支部のビルマオンライン署名に協力を

現在、3 Freedom (3つの自由)というアクションが実施されています。
これは、オーストラリア支部が作成した多言語のオンライン署名で、世界中のアム
ネスティ支部が協力して推進しています。
東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相に宛てた署名です。
これまでに世界で4万7000人以上が署名に参加しています。

日本語のサイトもあります。ぜひ日本からも、ASEAN各国に呼びかけてください。
http://3freedoms.amnesty.org/index_jp.html

よろしくお願いいたします。

3つの自由とは、「表現・平和的集会・結社」の自由
ASEAN各国
Index_r18_c3

続きを読む "アムネスティ・オーストラリア支部のビルマオンライン署名に協力を"

| | コメント (0)

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »