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「第10回東西入管問題交流会」参加報告

■2011年1月4日
■第10回東西入管問題交流会
■高槻の市民交流センター
■主催 RAFIQ

参加者は10名でした。
東日本入管センターと西日本入管センターで難民問題に取り組む団体・個人の情報交換が目的でした。
過去に東西入管問題交流会により西日本の交渉で入管センターに図書コーナーができ、東日本でもそれを聞いたあとに交渉して図書コーナーができた成果があるそうです。

横浜市港町診療所で難民申請者の支援をしていて『難民の旅』を出版した医師の山村淳平さんのお話を聴きました。
山村さんは東日本入国管理センターではハンガーストライキや自殺などの影響で仮放免が多くなった。仮放免に必要な保証金も減額された。
反面ハンガーストライキの打ち合わせをさせないためか棟がちがう被収容者の同時面会ができなくなるなど後退した部分もあるそうです。
山村さんはこれまで難民支援の体験からトルコ人コミュニティーやクルド人コミュニティーなど国あるいは民族ごとのコミュニティー(共同体)と協力して難民問題に取り組むことが大切ではないかと話をされました。


続いてRAFIQのTさんが西日本入国管理センターの最近の現状を話されました。
ハンスト後、長期収容されていた難民申請者はほぼ全員仮放免されたが、仮放免された人数が多すぎて、全員の生活支援、難民手続き支援、裁判支援など支援者が把握できていない、支援できていないという報告がありました。
今後は、入管センターのまだ改善されずに残っている医療の問題点と、難民認定の裁判について分析して問題点を明らかにしたい。難民申請者や仮放免の人達のシェルター(宿泊施設)建設に取り組みたい、と話をされました。
西日本入国管理センターには昨年12月時点で約100人が収容されていて難民申請者も数人いるそうです。


最後にアムネスティ大阪難民チームのNさんから入管センターの視察委員会の説明と、西日本入国管理センター一斉面会の交渉中にセンターの予算でセンターのガラスを透明のガラスにすると回答があった報告がありました。
予算次第ですがセンターの中から外の景色や窓の開閉もできるようになる可能性があります。今まではくもりガラスで外の景色は屋上での運動時間以外に見ることはできずに窓の開閉もできずに問題になっていました。ハンストの影響か交渉の成果かわかりませんが少し改善したのはよかったと思いました。


また日本にいる難民の問題を人権問題としてとらえるか移民問題としてとらえるかの議論もあり、はじめて参加した人の印象に残ったみたいです。
日本の難民問題が全然知られていないのは支援団体の宣伝の仕方が弱いのではないかという質問や難民申請者や仮放免者の人達のシェルター(宿泊施設)に関してイメージや関東での取り組みについての質問などが参加者からありました。

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