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2011年2月

エジプトにメールで、はがきでUA

私たちが関心を持って見ています、ということを伝えませんか。

メールで、国際事務局のページからアクションを
http://amnesty.org/en/appeals-for-action/end-crackdown-uphold-human-rights

エジプトの人権活動家やジャーナリストが憲兵隊を含む治安部隊の弾圧を受け、拘束されているという報告に深く憂慮します。

平和的に自ら表現と結社の自由の権利を行使しただけで拘束された良心の囚人を即時かつ無条件で釈放するよう謹んで要請します。

また拘束された人びとの所在を明らかにし、家族や彼らが選んだ弁護人との面会を許可し、あらゆる形態の拷間や虐待から保護することを保証し、デモ参加者の表現と結社の自由が完全に尊重され虐待や脅迫を受けずにデモが行えるよう要請します。

最後に重要なこととして、人権活動家や弁護士が脅迫や嫌がらせを受けずに活動する権利を尊重してください。

はがきでアクション、平和的なデモ参加者や人権活動家の保護を!
エアメール料金は¥70、スレイマン副大統領宛

Vice President
H.E.Omar Suleiman
'Abedine Palace
Cairo,Egypt
エジプト

                             (日付)
Dear Vice President,

I am deeply concerned about the report that human rights activists and journalists have been harassed and detained as part of a brutal crackdown by security forces, including the military police.

l respectfully call on you to;
‐immediately and unconditionally release and detaining prisoners of conscience, who have been locked up for exercising their right to  freedom of expression;
‐immediately disclose the whereabouts of those detained, allow them immediate access to their family members, lawyers of their choice and to ensure they are protected from torture and other ill-treetment, and;
- ensure that protesters rights to freedom of expression, association and assembly are fully respected and upheld、and that they are able to demonstrate free from fear of harassment and intimidation.

The last but not the least I urge you to respect and protect of human rights defenders and lawyers to conduct their work、without intimidation or harassment.

Respectfully Yours
(署名)

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アムネスティの商売下手に怒る

例会のお知らせを、自分で書いておきながら、時間を間違えていました。冬きたりなばさんのお子さんが、もうすぐ脳外科の手術を受けるのですが、帰省中で、早く切り上げたいということで、呼び出しの電話がかかってきました。

連休だからか、寒い雪の日だからか、出席者が少なかったですねぇ。
総会で、奈良グループは難民に関する議案の共同提出者になります。そこを読む時間から部屋に入りました。
それは至極当然と思いますが、今年もまた、コールトゥアクション(業者による勧誘依頼)には、どうなんだ?いっそタダにしたら入るんじゃないの、と思ってしまいました。
それに小谷さんの裏情報で、アムネスティグッズやフェアトレード商品の販売がなくなることにショックを受け、せめて、世界各国のアムネスティ商品をインターネットだけでも販売してくれ!
さらにビルを建ててNPOに入居してもらって、などという皮算用話が持ち上がっていると聞き、オフィスビルがこれだけ余っているとき、なに考えてるんだ!

スイスイさんお手製の、おいしいサツマイモブラウニーと紅茶をいただきながら、そんな例会でした。
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帰ると、レシピのFAXがきました。

さつまいも300g大を電子レンジで火を通し、皮をむいて1センチ角のサイコロに切っておく。
バター100g、板チョコ約70gを電子レンジでやわらかくし、砂糖100gをいれてまぜる。
卵3個をよくほぐし、そこに少しずつまぜていく。
そこにふるった薄力粉100g、ココア20g、ベーキングパウダー小さじ1をさらにふるいにかけながらまぜていく。
さつまいもをまぜる。
天板にオーブンペーパーを敷いて、流しいれる。
オーブンで焼く。180℃ー30分

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和歌山刑務所を参観して

ここは全国で8つある女子受刑者収容施設のひとつです。500人定員。
その国の人権状況は、刑務所を見れば想像できるそうです。
今回、小谷さんたちが参観しました。

■2011年2月2日
■主催:アムネスティ・インターナショナル日本 国内人権ネットワーク
■参加者は23名

南海「和歌山市」駅の改札口で待ち合わせをして、和歌山刑務所を参観した。
和歌山市バスの「四ヶ郷」(しかご)バス停で降りたらすぐに美術館のようなお洒落な和歌山刑務所の建物があった。僕はなぜか4回目(前3回は浪速少年院、奈良少年院、交野女子学院)の当日責任者を引き受けていて前日から緊張していた。

はじめに会議室でパワーポイントによる説明があった。

【女子収容施設は全国で8つ】札幌刑務支所  福島刑務支所  栃木  麓(佐賀)  岩国(山口)  美祢(山口)  笠松(岐阜)  和歌山
「以下、すべてH21.12.31のデータ」
【受刑者数】全国67,083人  女子受刑者4,634人  和歌山614人(女子の13%)
【和歌山刑務所】定員500人、収容614人  収容率123%( H18年の680人から低下)
【外国人】20カ国(中国、韓国、タイなど)  ここ5年、毎年平均100人程度
【罪名別人員】覚醒剤40%  窃盗27%  殺人11%  詐欺5%  放火4%  道交法2%
【平均刑期】4年  3年未満 44%  5年未満 30%  8年未満 10%  8年以上 10%  無期2%
【年齢別】最高87歳  最年少19歳(不定期刑)平均45歳
30-39歳31%    40-49歳25%    50-59歳15%   60-69歳10%   70歳以上7%
【入所回数】平均2回、最高13回
1回 68%(外国人受刑者の多く) 2回12%   3回8%   4回6%  5回3%  6-9回2%  10回以上1%
【居室】単独室278室  共同室39室(6名定員がほとんど、4名定員が若干)
【生活】工場  生産工場4つ 各90-140名就業  縫製  経理工場 炊事、洗濯、内掃、観察  美容訓練(美容室あり)美容資格のある人が一般人相手に営業。
【食事】 平日朝夕居室、昼食は食堂(540人収容)  休日 3食とも居室 米麦7:3
【運動】土日以外毎日
【入浴】夏週3回  冬週2回
【面会】回数制限あり 月最低2-5回
【信書】発信 月4-7通  受信は制限なし
【電話】釈放前
【懲罰】戒告、作業停止、自弁使用禁止などなど6種
【不服申立】審査の申請  事実の申告  苦情の申し出
【物品】保管私物制度:保管箱による自己管理(鍵あり)バッグ貸与
【医療】内科医師常勤  精神科、歯科、産婦人科は非常勤  大阪医療刑務所での診察・治療も  泊まり込みの診察・治療→病院移送
【宗教教誨】篤志面接委員制度
【書籍】官本3冊まで  私本 購入可  新聞も講読可
【余暇時間】ラジオ17:30-21:00  テレビ19:00-21:00読書自由
【作業報奨金の支給】
【就労支援など】・ 運転免許特定失効者に対する運転免許試験の実施 ・ハローワークと協力、出所3カ月前から l 
【出所事由】  満期32%  仮釈放61%  移送7%
【女子受刑者の配慮】  屋外運動時の帽子貸与  検身不実施  下着は毎日洗濯可  花壇が充実  エアロビあり  入浴5分延長

続いて刑務所所内の見学をした。
厨房、食堂を外から見学した。共同室、単独室などの居室の参観、運動場を横から参観した。定員オーバーしているので単独室が二人部屋になっている。かなり狭そうだった。塀の高さは約3メートルで大阪刑務所や神戸刑務所の塀(高さ約5メートル)のような威圧感はなかった。

会議室に戻ってから質疑応答(意見交換)があった。
説明をしていた管理者では答えられない質問が多く、途中から和歌山刑務所で長期働いていて現場を知る職員も説明に参加したおかげで今まで僕が参観したなかで一番充実した質疑応答になった。その一部を紹介する。

【面会、通信】 面会は1回30分。平日のみ。ハガキは官製だけ、絵葉書不可
【介護の必要な受刑者】職員も看護婦も介護に携わる。認知症の人はいない。
【刑務所で出産、養育】和歌山は過剰収容で養育のための部屋の確保は無理。過去にはあった。
【罰金刑が払えず労役につく人】 ほとんど道交法関係。
【塀が低いがプライバシーは?】 今まで問題なし。
【不服申立のシステム】願箋出す。申し込むための書面もらう。袋詰めは自分で。ノリ貼って担当に渡す。苦情申請、審査申請、法務大臣への事実申告。
【3食の費用】 おかず1日450円。正月、クリスマスは特別。
【和歌山刑務所での育児】 昭和の時代にはあった。乳児いた。夜中にミルクの時間に起こしたりしていた。しかし、新生児を管理するのは難しい。医療の専門家もそういう。受刑者本人たちも消極的。施設で面倒みてもらいたいという人が多い。今まで育児の希望なし。保育室は設備としてはある。医務課の近く。収容過剰で使わなくなり、居室に変えていった。家庭的な部屋で母2人、赤ちゃん2人といったこともあった。和室のワンルーム。1年を超えて希望する人はいなかった。3カ月とか。現在の方が親族による引き取りがある。乳児院から子ども連れてきてくれるので面会できる。おもちゃで遊んだり、お菓子あげたり。仕切りなし。施設の先生になじんでいるので、親に会うと泣く。
【化粧水】 乳液は使える。本人たちが買う。差し入れも可。マッサージクリームも使っている。リップクリームも可。
【髪型】 規定なし。短く切る方を規制。襟足がでないように。ドライヤーもないのに、きれいに盛っている。パーマ、カラーリング不可。昔はやっていた。
【職員の労働環境】女性職員は100名程度。有給休暇とりにくい。上司が指定してようやくみんな遠慮しながらとる。過剰収容の影響あり。残業も多い。介護はほとんど職員がやっている。4日に1回夜勤。受刑者平均年齢45歳くらい。職員平均年齢26歳くらい。親や祖母に近い年齢の受刑者に指示する仕事はかなりのストレス。家族や友達になかなか会えない。受刑者への対応というストレス。やめていく人はいる。一般の職業と比べて離職率は高くはない。民間企業の大卒の人と同じくらい。
【受刑者が育児をする件の質問の回答】 昭和の時代まではいたが、平成に入ってからはいない。
【いた場合、単独室で育児をしたのか、共同室でしたのか?】→単独室。(但し、複数名の受刑者が同時期に出産したことがありそのときは同じ立場の受刑者同士で共同室で育児をしていたそうです。)
【いた場合、新法で受刑者が育児可能と定めた1年6ヶ月を過ぎた時に子供はどうなったのか?】→新法になってから、育児をした受刑者はいません。

2007年のアムネスティの国内人権ネットの和歌山刑務所参観は3名だったと聞いている。今回は23名だったので7~8倍に増えたことになる。裁判員制度の開始などをきっかけにして刑務所・拘置所・少年院参観がひろがって定着しつつあると考えた。過剰収容の問題は至急改善しなければならない。(小谷)

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CD、コチ;ふるさと“プラハの春”

鎌田實先生のがんばらないレーベルからCD、コチ;ふるさと“プラハの春”発売記念チャリティコンサートの動画です。4月に京都同志社寒梅館で、チェロコンサートをするコチさんと有吉さんのduoです。

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名古屋入国管理局の収容施設を参観して

2010年12月に大村入国管理センター(長崎県)ではじめて参観が認められた。名古屋入管参観は今回がはじめてである。
西日本入国管理センター(大阪府)も参観できるようなることをに希望する。

■2011年2月3日
■主催:アムネスティ・インターナショナル日本 国内人権ネット
■参観数は13名

あおなみ線の名古屋競馬場前駅下車約1分の名古屋入管の建物2階ロビーで12時30分に待ち合わせた。6階建てでで大きな駐車場もあり、なかにコンビニもある新しい建物だった。
主催者から参観の説明を受け参観者は自己紹介をした。
13時30分より参観。

最初に3階。
会議室で「職員の指示に従うこと」「職員から離れない」「 従わなければ見学中止」等、入管の職員より注意があった。

次に、4階。
診療室は心電図や血圧計ある。レントゲン室も。週2回外部から医者が来る。入所手続室は入所時に注意事項を伝え、健康状態をチェックする部屋でなかに身体検査室もあった。入所時に体重検温、体に傷ないかチェックする部屋だった。

そして5階と6階へ。
廊下から見張室と共通ホールを見学。居室は共通ホールの奥にあり、よく見えなかった。共通ホールにはロッカー、ほかに公衆電話とKDDIカードの自販機があるだけで机や椅子もない。
面会室は5階と6階に5つずつある。5階のは椅子は3つで狭かった。5階は女性、6階は男性の居住スペースと説明があった。女性収容者数が少なかったので参観できたのではないか。
室内の小運動場は5階と6階に計2か所あり、バスケットボールコートの半分くらいの大きさだった。ここは「外気が少しだけ入る。隙間から空が見える。住宅街だから外は見えないようになっている。ソフトバレーボールを貸し出している、収容者はサッカーをしていることが多い」と説明があった。

最後に屋上へ。
大運動場は屋外運動場で屋上に2か所あって、天井部分が網になっていた。 利用は「男女時間をわけて入れ替わりで使っている。1ブロック週に2回ずつ」という説明だった。高層でエレベーターに移動して屋上に運動場があるのはどこかに似てると考えていたら2009年に参観した名古屋拘置所だった。

見学したあと、3階会議室に戻って質疑応答があった。回答の職員は5名だった。最初にあらかじめ提出した質問に回答があった。

「国によって時差がある。夜間に電話が使えないか?」
極力開放時間の中でうまく調整してやってもらうのが原則。長時間対応する予算がない。開放時間は相当数ある。友達を経由して向こう(海外)でまってもらうなど、解決できるはず。一切禁止とは言わない。申し出があれば検討している。

「食べ物の差し入れができないのはなぜか」
保安上の問題からやっていない。過去、人数が少ないときはやっていた。現在はやっていない。極力物品購入の品目を広げている。「外からの手紙の検閲」法令規則にのっとってやっている。

「面会時間10分は短い」
被収容者の数、面会室の数、面会者のバランスから30分は無理。

「医療」
診療室に週2回外部の医者が来る。基本的に本人申し出にもとづく、入管側が診てもらいたい人を選ぶことも。処方し、外部医療機関へ送ることも。

「窓を透明のガラスにしてほしい」
たしかに窓は少ない。立地条件による。外から見える、こちらから見えるのはまずい。ご理解いただきたい。

「妊婦」
外部に車で連れて行っている。定期健診は妊娠初期は1カ月に一度、大きくなってきたら2週間に一度。妊婦は強制送還なし。本人が希望する場合、搭乗可能という診断あれば送還あり。航空会社によって条件違う。

「電話」
KDDIのカードしか使えない。施設を開くときに公募、一般入札した。サービスに国際・国内の区別はない。KDDIは1種類しかないはず。1000円で10分というのも、KDDIがやってるのでわからない。把握していない。

続いて自由質問で「職員は外国語話せるのか?難民申請や苦情申立の説明はきちんとしている?」(これは僕が質問した)
被収容者の相当数は日本語できる。まったくわからないという人は稀。日本語で最初のコンタクト。必要に応じてその言語に対応。各フロアに同じ国籍の日本語できる人がいるので、そうした人を通じてコンタクト。難民申請、不服申し出の説明、遵守事項は、各部屋に注意事項のしおりが13ヶ国語である。もっと説明が必要なら対応している。

「2月3日時点での収容者数」
今日現在100人前後

「ルール違反のとき懲罰室や個室に入れるのか?」
懲罰はない。隔離はある。本人、他の被収容者守るため。

質疑応答が終了したのは14時30分くらいだった。

そのあと2階ロビーで意見交換をおこない、被収容者と面会するグループと記者会見に参加するグループに別れたが、僕は疲れていたので帰ることにした。(小谷)

入国管理局ホームページ

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