« また天国から地獄へ-名張ぶどう酒事件 | トップページ | 西神戸グループの「~今こそ、取調べの可視化を!~」講演会参加報告 »

神戸拘置所参観報告-保護室(房)を見学しました-

120613_152122_3

2012年6月13日(水)JR神戸駅に集合し市営バス「しあわせの村」行きに乗りました。
 アムネスティ国内人権ネット主催で参加者は8人でした。私は拘置所の参観は大阪・名古屋・京都に続いて4か所目になりました。

 まず会議室で所長の挨拶のあと、約15分の拘置所の説明のビデオを見ました。
 次に拘置所内の見学でした。未決の人達ではなく既決の人達(他の刑務所に移送待ちの人達、拘置所で炊事や洗濯などに従事する人達)の単独室・共同室を見ました。
 この日は部屋のなかにたくさん作業中の既決の人達もいました。移送待ちの人達が居室で作業をしているという説明でした。また拘置所内で作業をする既決の人達も土日に仕事の場合は平日交代で部屋で休んでいるそうです。
 次に図書室の製本や洗濯などの作業をする棟、書道や絵画などクラブ活動にも使われる食堂などを外から見たあと、未決・既決・移送待ちの3種類に別れた運動場を見ました。既決の人達の運動場は普通に広かったのですが、未決の運動場は個室になっていて各部屋狭くてひなたぼっこくらいしかできない印象でした。移送待ちの人達の運動場は中を見ていません。

 運動場の見学のあと「視察委員会に苦情・意見を書いた紙を入れる箱はどこにあるんですか?」と質問したら途中で食堂の奥に置いてある箱まで臨機応変に案内していただきました。食堂のなかで10人くらいの既決の人達がお茶を飲んでいました。
 次に連れていかれたのが3つ並んだ保護室(房)です。床と壁は自傷防止のため木で、トイレと手洗いは自殺予防のため床に埋め込まれていました。冷暖房は1部屋だけ着いているそうです。監視カメラは各部屋についているという話でした。今まで刑務所・拘置所・少年院を参観してきてはじめて保護室(房)を見学することができました。刑務所・拘置所・少年院の参観を継続してきてよかったと思いました。

 会議室に帰ってきてからあらかじめ提出していた質問書の回答が口頭であり、質疑応答の時間もありました。有給休暇の取得が平均4.4日ということで「なぜ有給休暇が取りにくいのですか、もう少し有給休暇が取りやすい職場にする必要があるのではないですか?」という質問をしました。参観が終了してから拘置所前で記念撮影をしたあと、バスでJR神戸まで戻り、マクドで交流会をおこないました。

 交流会は参観の感想、質問の回答の答え合わせ、次にどこの施設に参観したいかというようなことを話し合っています。
 私は「のんびりとしていて保護室なども見れたし人権的に大阪刑務所と京都刑務所の中間くらいの印象」、他の参加者は「未決の人達は単独室になっていて運動場も個室。他の未決や既決の人達と話をする機会がない。未決の共同室もある大阪拘置所よりかなり悪い」という感想で見方が別れました。最後に「次は加古川刑務所の参観でお会いしましょう」とお互いに言い合いながら帰りました。(小谷)

|

« また天国から地獄へ-名張ぶどう酒事件 | トップページ | 西神戸グループの「~今こそ、取調べの可視化を!~」講演会参加報告 »

イベント」カテゴリの記事

コメント

野次馬の塊やな

投稿: | 2016年9月26日 (月) 17時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« また天国から地獄へ-名張ぶどう酒事件 | トップページ | 西神戸グループの「~今こそ、取調べの可視化を!~」講演会参加報告 »