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2012年7月

ウォールストリートジャーナル日本版JAPANREALTIMEと毎日jpより

May 28, 2012, 7:52 PM JST.Nikon Cancels ‘Comfort Women’ Photo Exhibit

ニコンが韓国人写真家による「従軍慰安婦」の写真展を中止すると決定したことが物議を醸(かも)している。

Reuters
ソウルの日本大使館前で行われる元従軍慰安婦によるデモこの写真展は新宿ニコンサロンで6月26日~7月9日の日程で開催される予定だった。展示される写真には、1930年代と40年代に中国に駐留していた日本軍の従軍慰安婦だったと自ら名乗る女性たちの写真が含まれていた。

韓国人写真家、安世鴻氏の広報担当者によると、ニコン側が同氏に先週、電話をかけ、理由もなく写真展の中止を伝えたという。広報担当者はJapan Real Time(JRT)に対し、ニコン側は安氏に直接会って謝罪したい旨を伝えたが、安氏は中止の説明が得られるまでこれを拒否する意向だと述べた。

ニコンの広報担当者は中止の決定を認め、JRTに対し「諸般の事情を総合的に考慮して中止した。これ以上のことは申し上げられない」と述べた。

ニコンの広報担当者は詳細には言及しなかったが、写真展の開催に関して抗議を受けたとする日本のメディアが報道した内容については認めた。朝日新聞はインターネットの掲示板などに不満を訴える書き込みがあり、写真展を「売国行為」と呼ぶものや、写真展に抗議するものがあったと報道していた。

従軍慰安婦を巡っては、日本の政府関係者と議員らが今月初め、朝鮮系住民が多い米ニュージャージー州のパリセーズパークを訪れ、従軍慰安婦の碑を撤去するよう求めたことで火種がくすぶっていた。町側はこれを拒否し、この一件が報道されると米国内の各地で同様の碑の建立を検討する議論が噴出した。

安氏は写真展の中止に関して、このまま引き下がる気はなさそうだ。同氏の広報担当者によると、安氏は中止を受け入れることができず、ニコンに対し当初の予定通り写真展を開催するよう求めているという。

記者:Miho Inada

June 25, 2012, 7:49 PM JST.Judge Orders Nikon to Hold ‘Comfort Women’ Photo Exhibit

東京都新宿区のニコンサロンで26日から、韓国人写真家の安世鴻氏による元朝鮮人従軍慰安婦の写真展が始まった。ニコンは先月、写真展の開催中止を決定したが、東京地裁がニコンに対し予定通り会場を使用させるよう命じる仮処分を出したためだ。ニコンは東京地裁に異議を申し立てている。

ニコンの広報担当者は、今回の地裁の判断に逆らうようなことはしないが、写真展が終了する7月9日までにニコン側の要求が通れば、いつでも中止する予定だと述べた。

1942年に21歳で従軍慰安婦になったという女性写真展の開催をめぐっては日韓両国に強い感情的な反応が巻き起こった。ニコンは写真展の開催をいったんは承諾したものの、写真展に対する抗議が殺到したことから、先月になって突然、中止を決定した。安氏はこれを不服としてニコンが予定通り写真展を開催するよう求める訴えを東京地裁に起こし、伊丹恭裁判長は22日、ニコンに写真展の開催を命じる仮処分を出した。

写真展は「重重―中国に残された朝鮮人元日本軍『慰安婦』の女性たち」と表題がつけられている。

写真展の中止を決定した際、ニコンは安氏にその理由を提示しなかった。安氏の広報担当者は、ニコンが中止の理由として裁判所に提出した書類を公表した。そこには「本写真展も政治活動の一環として行われるものであり、『政治性』を有することが明らかになった。そこで、ニコンは、ニコンサロン写真展の本来の目的に合致しないことが明白となったので、展示という便宜の提供を中止することにした」とある。
ニコンの広報担当者は、現在係争中であることを理由に、この書類の真偽についてはコメントを控えた。

伊丹裁判長は写真の政治目的は写真展を中止する理由として無効であるとしている。仮処分決定文の中で、「写真展が政治性を有し、あるいは政治活動としての意味を有するものであるとしても、それは、写真文化の向上という目的と併存し得るものである」と伊丹裁判長は書いている。

安氏は10年にわたり、従軍慰安婦の写真を撮影し続けており、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)のビデオインタビューの中で、写真展のタイトル「重重」の意味を説明している。写真展を紹介するハガキの写真を掲げ、安氏は「おばあさんの顔の皺が重なっている。70年前に慰安婦の被害を受けた。その苦痛が戦後も断絶せず、継続して現在でも続いている。苦痛が大きな塊になっている」と述べた。

写真展がどのくらい反発を買うのかは不透明だ。あるブロガーは「これ開催したらニコンは日本にいられなくなるだろう」と書いている。

日本共産党の新聞『赤旗』は「表現の自由守った」として東京地裁の決定を歓迎した。
記者:Miho Inada

毎日jp
写真展:「慰安婦」テーマ、ニコン異議認められず
毎日新聞 2012年07月04日 東京朝刊

 従軍慰安婦をテーマにした写真展に会場を使用させるよう命じた東京地裁の仮処分決定(6月22日)について、会場運営者のニコンによる異議申し立てが退けられていたことが分かった。同29日付。また同展を選抜したニコンサロン運営委員5人のうちの一人が辞任したことも分かった。
 写真展は、名古屋市在住の韓国人写真家、安世鴻(アンセホン)さんの個展「重重 中国に残された朝鮮人元日本軍『慰安婦』の女性たち」。ニコンは運営委員の選考により開催を決めたが、中止を通告。しかし安さん側の仮処分申請が認められ同展は東京都新宿区で同26日、開幕した。

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加古川刑務所の参観報告

  2012年7月19日JR加古川駅に集合して、加古川刑務所を参加しました。主催はアムネスティの国内人権ネットで参加者は12名でした。

 最初に会議室にて説明がありました。
■加古川刑務所は一般の刑務所(犯罪傾向の進んでいない男子26歳以上、刑期10年未満の受刑者)、交通事犯受刑者、に加え今年から過剰収容の改善のため女子受刑者の収容をしている。
■PFI事業の導入(事務支援、施設警備、物品・書信・居室の検査、運転業務等を民間に委託)をしている。
■全国の刑事施設の受刑者被服の生産、等の説明を受けました。

 交通区の受刑者4名が民間の工場に監視もなく外部通勤作業をしているという話が印象に残りました。

 続いて一般の刑務所の部分と交通区、女子収容区の見学をおこないました。一般の刑務所の講堂、図書室、単独室、共同室、作業所を見学したあと、交通区の自動車学校のような施設、事故で亡くなった人に祈りを捧げる仏壇、交通区の作業所などをみて、また一般の刑務所部分に戻って木工の作業所などを見学しました。
 最後に所長でも男性単独では入れないという女子収容区の運動場、講堂、美容室、作業所(外から)、単独室、共同室などを見学しました。
 加古川刑務所の敷地は大阪刑務所と同程度あって、自転車で移動されている刑務官もいました。見学はいつもの倍の約1時間でした。

 会議室に帰ってから約1時間、あらかじめ提出していた質問への回答と質疑応答の時間がありました。質疑応答には「女子収容区の運動場は桜の木ではなくレモンの木がいいのではないですか」「収容されている人は休みの日は何をしているんですか」「刑務所の情報公開の請求の窓口はどこですか」「外部通勤作業の作業報奨はどうなっていますか」「交通区にある仏壇ですが仏教以外の宗教の人もいるのではないですか」といった質問がありました。

 参観が終わってからJR加古川駅のミスドで簡単な自己紹介や回答の答え合わせなど交流会をしました。交通刑務所は全国に2か所(市原刑務所と加古川刑務所)あるそうですが国内人権ネットとしては参観は加古川刑務所がはじめてだったそうです。(小谷)

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アムネスティ・インターナショナル日本全国スピーキング・ツアー2012 「袴田事件『負けてたまるか』-逮捕から46年」

7月14日(土)にとよなか男女共同参画推進センターすてっぷホールにおいて「袴田事件『負けてたまるか』-逮捕から46年」がアムネスティ・インターナショナル日本 北摂グループの主催で開催された。


 袴田事件とは、
1966630日、静岡県清水市(現静岡市)のみそ製造会社専務の家から出火、一家4人の遺体が発見された事件で、県警は、工場の従業員袴田巌さんを逮捕した。袴田さんは、当初犯行を否認していたが、取調べ20日目に自白、そして一審公判中、事件から12ヵ月後に(!)工場内のみそタンクから血液が付着した5点の衣類が発見され、それが犯行時に袴田さんが着ていた衣類と判断されて死刑判決が下された。しかし、そもそもなぜ衣類が事件直後の捜索で発見されず、1年2ヵ月もたって発見されたという点はもとより、発見されたズボンが小さすぎて袴田さんが穿けなかったり血液の付着が不自然であったりと幾つもの疑問が残るものであった。

また、自白についても合計260時間を超える長時間の取調べである上に、水も食べ物も与えず暴言、暴行を受けながらの取調べによって強要されたものであり、裁判所も45通ある供述調書のうち44通を証拠能力がないとして排除したのであるが、奇妙なことに同じ状況下で取られた調書でありながら1通だけが証拠能力があるとして有罪が言い渡された。

 これ以外にも疑問点は多々あり、「有罪の立証に合理的な疑いがあれば無罪としなければならない」という刑事裁判の大原則からしても、この有罪判決は首を傾げざると得ないものであった。事実、この事件の一審を担当した熊本典道元裁判官は、後に自分は無罪を確信していたが3人の裁判官による多数決のため不本意ながら有罪判決を書かざるを得なかったことを告白している。

 そして今年4月、第2次再審請求で行われた弁護側・検察側の双方の鑑定で、犯行時の着衣とされた「5点の衣類」に付着した血液がDNA鑑定により袴田さんのものと「完全に一致するものではないと」結論付けられた。

 袴田さんは、現在、死刑が確定し46年間拘禁が続いていることから深刻な精神状態の悪化を招いているといわれる。

 アムネスティ・インターナショナルは、2008年より袴田巌さんを「危機にある個人」として、国際基準に沿った公正な再審の実現と、死刑執行の停止を求めている。


 当日会場では、
76名の参加者に袴田巌さんの実姉である袴田ひで子さんと袴田事件支援者の方が話をされた。ひで子さんは、現在79歳、巌さんの逮捕から46年間にわたり支援を続けてこられた。巌さんは20108月以降、拘禁反応による精神状況から誰との面会も拒否しているがひで子さんは、それでも月一回は上京し、面会を求め続けておられるという。


 このスピーキング・ツアーは、今後、兵庫県(
922日)、広島県、静岡県、滋賀県、新潟県、神奈川県、東京都で行われる。問い合わせは、アムネスティ日本東京事務所(03-3518-6777)まで。

                                   (た)

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7・20「在留カードと無国籍」@喫茶美術館

これからの「人間を知る会」
第6回「すてねとカフェin大阪」
(無国籍ネットワーク交流会)

7月20日(金)7:00~8:30(受付6:30)
参加費 1000円(1ドリンク付)要予約
主催 ・ 無国籍ネットワーク
「在留カードと無国籍」
講師:弘川欣絵(弁護士)

お申し込み・お問い合わせは waneibunkasha@yahoo.co.jp

会場となる喫茶美術館のyahoo地図http://map.yahoo.co.jp/maps?p=%E5%96%AB%E8%8C%B6%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8&lat=34.656182889180926&lon=135.5849778600733&ei=utf-8&lnm=%E5%96%AB%E8%8C%B6%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8&idx=0&layer=3&z=18

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次の例会は9月1日(土)18時から、奈良県女性センター2Fで

2012年7月7日(土)奈良県女性センター2F支援コーナーで開催された奈良グループ例会は理事のIさんも含めて5名の参加でした。

滝実法務大臣(奈良県)に死刑執行停止を求めるはがきを書くことからはじまりました。続いてUA(緊急行動)のハガキをコロンビアやイスラエルなど3種類のケースを何枚か5人で手分けをして書きました。
次に情報定期便に入っていたN理事のカナダ支部訪問記を読みました。人口約3000万人の国で会員約7万人という話は尊敬の声が、カナダの問題として地雷輸出国だという話は驚きの声があがりました。
続いて先月に続いてオーストラリア支部のグループ活性化のマニュアルの読み合わせをしました。今月は「ファシリテーター」の部分です。オーストラリアと日本では文化がかなり違うから、いろいろ難しいのではないかと思います。
最後は死刑廃止のWeb資料を読もうと思ったのですが、時間がなくなったので各自読むことになりました。
終わってから喫茶店でコーヒーを飲みながらI理事を囲んでゆっくりと交流会をしました。

8月は奈良グループの伝統にしたがって休みます。(奈良グループのメンバーには8月4日に大阪事務所で開催される関西交流会に参加をしていただきたいという希望もあります。)次回の例会は9月1日(土)の18時から奈良県女性センター2階支援コーナーです。(小谷)

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福岡拘置所参観報告

  2012年7月2日アムネスティ国内人権ネット主催の福岡拘置所参観に参加しました。
  アムネスティのニュースレターにイベント案内が載らなかったので参加者が少ないことを予想し落ち込んでいました。しかし17名の申し込みがあり当日は14名で参観しました。
  当日は地下鉄「藤崎」駅改札口に集合しました。コンビニで買った3本セットのタオルをすぐに3本とも使って足りなくなるくらい蒸し暑い日でした。

  会議室で福岡拘置所の説明を聞いたあと、所内の見学でした。

  講堂(慰問のイベントや雨天時に運動に使う)、既決の人達のカギのない単独室・共同室、既決の人達のカギのある単独室・共同室、屋上の金網に囲まれた集団の運動場、個室になっている運動場(1~3名で使用可)、浴室、弁護士用面会室、一般面会室、洗濯や図書室の作業場などを見学しました。
 
  会議室に戻ってから約1時間質疑応答がありました。

  たとえば「死刑の執行は当日告知か前日告知か」「矯正の仕事をしている人が死刑の執行を担当するのは問題がある」「死刑囚一人を養うのに約300万円かかるのは本当か」「近所に住む住民として何か協力できることはあるか」「女性の刑務官を増やす必要があるのでは」「外国人受刑者の宗教上の文化の違いへの配慮」など、書ききれないほどたくさんの質問がありました。
 
  拘置所前で集合写真の撮影をしたあと、近くのファミレスで9名で交流会をしました。

  参観の感想は「参観はじめてでとても勉強になった」「前に一般で参観したときより今回のほうがたくさん見ることができた」というプラスの意見が多かったと思います。今後参観をしたい施設に福岡刑務所と北九州医療刑務所、福岡少年院の名前があがりました。(小谷)

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8・4 関西交流会[アムネスティ会員限定]

■8月4日(土)14:00~19:00
■会場/アムネスティ大阪事務所(予定)
大阪屋道修町ビル302 (地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅11号出口から徒歩3分)
*参加者が多い場合は大阪事務所近くの会議室に変更になる場合があります。
■交流会参加費/500円(スナック、飲み物付)
   交流パーティー参加費/1500円(飲み放題、食べ放題)

■主催/アムネスティ関西交流会実行委員会
■共催/アムネスティ日本 関西連絡会

■問合せ・申し込み
mail: washida@darumajuku.com

関西のアムネスティ会員が情報や課題を共有し、顔の見える活動にすることによって、活動の輪を広げたいと考えています。
そのために交流会を企画しました。
あなたのご参加をお待ちしています。

■交流会内容
●「アムネスティの課題」(若林事務局長)、
●関西のグループ、チームの活動紹介、
●「関西のアムネスティの活性化について」、
●ティータイム(自己紹介など)、

■交流パーティー(飲み放題、食べ放題、言いたい放題)

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