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2015年のライティングマラソンの対象者その後

昨年、私達が全世界で行った2015 Write for Rights キャンペーンに、数十万人の人々が参加しました。その結果370万通を超える手紙が送られました。2015年にアムネスティが取り上げた人々がその後、どうなったかを紹介します。
ブルキナファソ
強制結婚させられる少女たち548x300_burkina__in_a_shelter_for_v
ことしの初め、新政府は少女たちの強制結婚を止めさせること、女性の法的結婚可能年齢を18歳まで引き上げることを明言しました。その声明を出す際、政府はアムネスティの支
援者から数万通の手紙を受け取ったことに言及しました。
ビルマ
ピョー・ピョー・アウンさん548x300_myanmarpolitics
平和的な抗議運動を行使しただけで逮捕されていたアウンさんなどの学生たちは4月に釈放されました。「私は、アムネスティ・インターナショナル、そして私の釈放のためのキャンペーンに参加したすべての人々にとても感謝しています。」「皆さんが行っている国際的な運動は私たちの身柄の拘束を解くよう政府に圧力を加えてくださいました。また、皆様が私たちに連帯してくださっていることを知り、大きな心の支えとなりました。」と彼女は語っています。
「手紙を受け取ることは私に本当に勇気を与えてくれます…。私、そして私たちの運動に差し伸べてくださったご支援に、心から感謝します…。皆さんからのお手紙は単なる手紙じゃありません。学生に対するのみならず、ビルマの将来に向けての大きな贈り物でもあり、偉大な力でもあるのです。 ピョー・ピョー・アウン」
コンゴ民主共和国
フレッドさんとイブさん548x300_lucha_activists_in_drc_call
民主化運動活動家のフレッド・バウマさんとイブ・マクワムバウさんは8月に釈放されました。
「私の解放のために、いろいろと支援してくださったアムネスティ・インターナショナルそしてすべての人々に感謝します。」
とフレッドさんは語っています。
エルサルバドル
テオドーラ・デル・カルメン・ヴァスケスさん
アムネスティは収監されているヴァスケスさんを5月に訪問しました。彼女は健康でした。また私たちは新法務大臣にも面会し、署名と手紙を手渡しました。しかしながら、残念なことに、その後、中絶をした女性の刑期を50年に延長する法案が野党の一部の国会議員によって、提出されました。
エジプト
イスラー・アル=タウィールさん
抗議中に背中を撃たれた後、逮捕されたていたイスラー・アル=タウィールさんは健康を理由に2015年のクリスマスの直前に、刑務所から出所し、自宅監禁の下に置かれました。その後2016年の2月に、治安当局からのすべての制限が解除され、彼女は、今は公に自由の身になりました。
ギリシャ
コスタスさん
コスタスさんと彼のパートナー(難民)は2014年にアテネで、同性愛嫌悪・人種差別の襲撃を受け、強く殴打されました。
アムネスティの2015年のWrite For Rightsキャンペーン中、約150,000人の人々が彼のために行動を起こしました。
「私が災難にあった後、世界中で、こんなにも多くの人々が行動を起こしてくださったことは、本当に感動的です。世界の至る所から届いた手紙は次のことを教えてくれます。
『いかなる愛も差はなく、どのような環境にあっても、掛けがえのない大切なものである』と。皆さんからの手紙は私達がこの環境にあっても、孤立していないことを気付かせてくれます…。素晴らしい皆さんに感謝します。 コスタス」
イラン
サマン・ナシームさん
サマン・ナシームさんが反国家的活動に参加したということで逮捕されたのは17才の時でした。彼は拷問を受け、自白を強制されたと国営放送で語っています。彼の裁判は新たに、この秋に始まることになっています。
マレーシア
ズナールさん
ズナールさんは彼が2015年2月にツイートした漫画が国民を扇動したとの理由で、現在裁判にかけられています。彼は彼に対する容疑の違憲性を主張するために、クアラルンプール刑事裁判所に訴えを起こしました。裁判所の決定は11月22日にされる予定です。(注:報道によると、裁判所は彼の訴えを退け、彼は11月26日に逮捕された。)
メキシコ
イェセニア・アルメンタさん548x300_yecenia_armenta_mexico_with
イェセニアさんは15時間の拷問を受けた後の「自白」に基づいて拘留されましたが、6月に釈放されました。「私が孤立していないと書かれたこれらの手紙を受け取り、私はとてもうれしく思いました。そして今、その通り、私は独りぼっちじゃないと思います。これらの手紙は本当に私を支えてくれています。そして幸せな気持ちになっています。他の人々の権利を今も気にかけてくださる人々がいる、しかも、その人たちは私の知り合いでもないということを思うと、感動します。」と彼女は釈放を前に、語りました。
「私は心から感謝しています。手紙を書いてくださった人々は不当な状況に置かれている人々を支援するという、とても素晴らしいことをなさっていると思います。そのような人々に接し、私の心は誇りで一杯になりますし、素晴らしいことだと感じます。イェセニア・アルメンタ」
サウジアラビア
ワリード・アブ・アル=カさん
ワリードさんは人権擁護活動を展開したという理由で、現在もなお15年の刑に服しています。
シリア
ラニア・アラバッシィさんと彼女の6人の子供たち
彼女と彼女の子供に何が起こったかについて、またその消息について、当局は、ラニアさんの親族に、今も一切の情報を提供していません。
米国
アルバート・ウッドフォックスさん548x331_albee_free
2015年のWrite for Rights キャンペーンの際に、世界中で20万人を超える人々がアルバートさんのために行動を起こしました。そして彼の69歳の誕生日である2月19日に、彼は無罪放免となったのです。彼が最初に独房に収監されてから実に44年ぶりのことです。

スミスさんがアムネスティ英国のサイトから2015Write for Rights で取り上げた人々のその後についての資料を見つけ、関西連絡会の野尻さんが翻訳したものです

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