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中国ウィグル自治区の良心の囚人

奈良グループが新しく担当することになった良心の囚人は、イルハム・トフティさん

アムネスティニュースより抜粋して転載
2009年7月10日 中国:当局がウイグル騒乱後の取締りを強化http://www.amnesty.or.jp/news/2009/0710_1052.html

中国の情報筋はまた、ウイグル・オンライン・ウェブサイト(www.uighurbiz.cn )の編集者であり北京の中央民族大学で経済学を教える教授であるイルハム・トフティが、7月8日の早朝に中国当局によって拘束されたとアムネスティに伝えている。

北京警察は7月5日から7日までイルハム・トフティ教授を尋問していた。教授の行方はいまだに不明のままである。トフティ教授は長年にわたってウイグルの状況について発言しており、彼のブログは2008年のチベット自治区の騒乱以降、検閲されている。 

  • 緊急行動(Urgent Action)より転載(この手紙書きは終了しています)
    中国: 中国 ウイグル人学者に終身刑http://www.amnesty.or.jp/get-involved/ua/ua/2014ua018.html
  • このUAには更新情報があります

    最新情報:
    2014年9月28日 (stop情報)
    更新履歴:
    2014年7月 1日 (更新情報)
    2014年2月 8日
    国名:中国
    対象者:イルハム・トフティ 性別:男性
    期限:
    配信日:2014年2月 8日
    UA No:018/2014

    著名なウイグル人学者で、ウエブサイト「ウイグル・オンライン」の開設者イルハム・トフティさんが1月15日、当局により北京の自宅から連行された。所在は今も確認されていない。拷問その他の虐待を受ける恐れがある。

    1月25日、ウルムチ市公安局は、イルハムさんが多数の犯罪行為をしたと非難した。とりわけ自身のサイト「ウイグル・オンライン」を用いて、フォロアーに「分離独立運動」への参加を呼び掛けたとしている。アムネスティ・インターナショナルは、イルハムさんが表現の自由を平和的に行使しただけで拘束された良心の囚人であるとみなしている。

    トフティさん(45歳)は中央民族大学の経済学者で、新疆ウイグル自治区に於ける中国の民族・宗教政策に関する著名な評論家である。同地では近年、ウイグル人と治安部隊の間で、幾度か激しい衝突が起きている。宗教の自由の制限、雇用差別、政治的な疎外により、新疆ウイグル自治区の民族対立は深刻化している。

    中国共産党が昨年12月19日に新疆ウイグル自治区に対する新たな「大戦略計画」を始めて間もなく、トフティさんは拘束された。この新たな計画の中で、「社会の安定維持」を新疆ウイグル自治区に於ける主要な戦略目標にすると宣言している。また、王安順北京市長は1月16日、「政府は、反テロ対策のためにインターネットの管理を強化する」と述べた。政府はネット管理を拡大・強化し、「新公民運動」のメンバーの投獄も行っている。「新公民運動」は、政府の透明性を促進し、腐敗を暴くことを目指す穏やかな活動家のネットワークである。

    追加情報

    トフティさんは、永年中国国内のウイグル人の状況に関して論評を行っている。そのウエブサイト「ウイグル・オンライン」は、ウイグル人のみならず、漢民族も受けている人権侵害を報告している。当局は同ウエブサイトを少なくとも2度閉鎖した。2008年の北京オリンピック開催前と、2009年3月〜4月の1カ月以上である。当局は2009年3月にトフティさんがフランスへ旅行中、監視下に置き、尋問した。その渡航中、メディアとのインタビューで、中国の少数民族政策を非難した。

    2009年6月26日に広東省韶関市でウイグル人出稼ぎ労働者(複数)が殺害されたことに対し、政府が何ら行動を起こさなかったことに抗議するために、同年7月5日、新疆ウイグル自治区の首府ウルムチでウイグル人たちが集結した。デモは平和的に始まったが、警察が抗議する人びとに武力行使したため、暴動化した。公式発表によれば、そのときの衝突によって197人が死亡した。死者の大半は漢民族だったという。国営新華社通信は、その抗議行動に参加した1,400人以上を拘束し、その中には不安を煽り立てたとされる中心人物数人が含まれていると伝えた。「ウイグル・オンラインに投稿された記事がウルムチで発生した暴動を煽り立てた」と当局が発表した。その後間もなく、同年7月8日〜8月23日まで、トフティさんは恣意的に拘束された。それ以後も周期的に拘束され、自宅軟禁されている。

    今年1月15日に拘束された際には、中央民族大学の学生8人も拘束された。この4人はすでに釈放されている。拷問や他の虐待は、中国が1988年に国連の「拷問等禁止条約」を批准しているにもかかわらず、中国における全ての種類の拘禁に深く根づいている。

    ウイグル人は、主として中国新疆ウイグル自治区に集中して暮らすイスラム教徒が主流の少数民族である。1980年代から、ウイグル人は組織的で広範囲に及ぶ人権侵害の対象となっている。この人権侵害には、恣意的拘束、投獄、隔離拘禁、文化的、社会的権利のみならず、宗教の自由にかかわる重大な制約がある。地元当局は、宗教活動に厳格な管理を行っており、すべての政府職員と18歳未満の子どもがモスクで礼拝することを禁じている。ウイグル語の使用制限、宗教の自由に対する厳しい制限、同地への漢族の流入が恒常化していることにより、ウイグル人の習慣が破壊されており、雇用面での差別とあいまって、不満や民族間の緊張を助長している。2011年9月11日に米国でテロ攻撃が起きると、状況は悪化した。中国当局がウイグル人の人権をさらに抑圧する目的で、反テロ対策を利用したのである。

  • 国際事務局発表ニュースより転載

    中国:ウイグル人学者に不当な無期懲役刑https://www.amnesty.or.jp/news/2014/0925_4841.html

    中国の裁判所は、「国家分離罪」の容疑で起訴されていたウイグル人学者、イルハム・トフティさんに無期懲役刑を言い渡した。何の根拠もない、あまりに不当なこの判決は、正義への挑戦である。

    高名な経済学者であるイルハムさんは、ウイグル人と漢人の民族間の和解を図り関係を改善する取り組みをしてきた。その努力に政治的意図があるとして処罰されたのである。

    イルハムさんは良心の囚人であり、中国当局は無条件で直ちに釈放すべきだ。

    新疆ウイグル自治区で両民族間の緊張が高まる中、イルハムさんは学者、著述家としての活動を通じて、相互理解の構築に努めてきた。ウエブサイト、ウイグル・オンラインを開設し、中央政府のウイグル自治区に対する政策を率直に批判してきた。

    今年1月、ウイグル人学生7人と共に警察に逮捕された。拘束中には拷問を受け、10日間食物を与えられず、20日間以上も足枷をつけられた。

    裁判には、さまざまな法的問題があった。弁護団は証拠の確認を要求したが、却下された上、半年間イルハムさんとの面会を認められなかった。弁護団の一人は当局から圧力を受け、弁護から手を引かざるを得なかった。

    学生7人も同じように「国家分離罪」に問われているが、いつ裁判が行われるか、法的代理人を認められているかどうかは明らかでない。

    何としてもイルハムさんを迫害しようとする当局の思惑に、若者たちまでが巻き込まれたのは衝撃的である。中国当局が、正義や法の支配より「安定」を最優先させていることを象徴する対応である。

    イルハムさんの終身刑と学生たちの起訴は、ウイグル人と漢人の間に理解と連帯をもとめる習近平国家主席の呼びかけが偽りだったことを示す。

    中国当局はイルハムさんのような穏健な活動家らへの迫害をやめ、ウイグル人が受けている構造的な差別と抑圧に終止符を打つ努力をすべきである。

    アムネスティ国際ニュース
    2014年9月23日

  • 2016年のライティングマラソン手紙書き資料より転載

    http://writingmarathon.blog88.fc2.com/blog-entry-552.html#more
    2016/11/01(火)14:38

    中国 イルハム・トフティ

    差別と闘ったために無期懲役に
    ASA 17/4519/2016

    中国
    © Ai Weiwei
    「私がずっと追い求めてきた道は高潔であり平和です。私はペンと紙だけを頼りとします」

    イルハム・トフティはとても尊敬される大学教授であり、中国における民族問題では穏健派として知られている。しかし2014年1月、彼は警官によって北京の自宅から連行された。

    5カ月間、家族や友人たちは、彼がどこにいるかを教えてもらえなかった。彼は10日間食べ物をもらえず、20日間も足かせをつけられて、脚を曲げることもできなかった。そして2014年9月、民族的憎悪を扇動したとして無期懲役を宣告された。

    イルハム・トフティはウイグル・コミュニティ出身である。このムスリム民族グループは彼らの故郷である新疆ウイグル自治区で広範囲な差別に直面している。最近ではその地での民族グループ間の緊張の高まりや、暴力的襲撃が増している。

    イルハム・トフティは暴力に断固として反対しており、民族コミュニティ間に橋を架け協力を促進するために絶え間なく働いていた。彼の著作や講義を通じてウイグル人の生活のあらゆる側面で差別する政府の施策に焦点をあてた。

    しかし、現在彼は無期懲役に直面している。彼は中国政府の少数民族への政策に平和的に異議を申し立てたために、残酷にも罰せられているのである。イルハム・トフティは今すぐ釈放されるべきである。

    (この手紙書きの期限は終了しています)
    行動要請:中国政府にイルハム・トフティの即時無条件釈放を要請してください

    (宛先)
    Director Fan Jun
    Prison Administration Bureau of Xinjiang Uighur Autonomous Region
    (住所を削除しています)

    (例文)
    Dear Director Fan Jun,

    I call on you to ensure that Ilham Tohti is not tortured or ill-treated in detention. A university professor, Ilham Tohti worked tirelessly to build bridges between ethnic communities in China.

    He always opposed violence in his writing and lectures, and sought to encourage co-operation and understanding. But he’s been jailed for life for so-called “separatism”.
    Ilham Tohti is being cruelly punished for his peaceful activism It is unjust. He should be immediately and unconditionally released.
    Yours sincerely,


    イルハム・トフティにあなたの支援を示してください
    彼の釈放を要請していることを知らせる手紙かハガキを彼に送ってください。あなたのメッセージは中国政府に世界は見ていることを知らせるでしょう。

    (宛先)
    Ilham Tohti
    Xinjiang Uighur Autonomous Region No. 1 Prison
    (住所を削除しています)

    (例文)

    どんな時でもあなたを支持します。頑張れ!
    We stand with you even when they all think you are defeated! Courage!
    縱然他們認為你已經被打倒,我們在遠方支持你,加油!

    私たちはあなたのことを思っています
    We are thinking about you. 我們想念你!

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    コメント

    日本支部に問い合わせると、受信拒否されたメールアドレスの方がほかにもおられたようです。
    別のアドレスでアクションしました
    今のところ、できたようです

    国際事務局発表のニュースとして、
    100万人規模の収容所(拘禁施設?再教育キャンプ?)があるという信じられないような、夏からNHKなどのニュースで言われ始めたものでしょうか
    http://www.amnesty.or.jp/news/2018/0926_7647.html

    投稿: レモンイエロー | 2018年9月30日 (日) 16時41分

    こんにちは
    最初にUAのメールが来た時に、日本支部のサイトから書式に記入し送信しました
    すると何日かだったか、しばらくして、受信拒否されたのか、宛先不明なのか、なんだかわからないのですが、受け取ってもらえなかったようなメールのお知らせが来ました
    今は届くようになったのでしょうか

    投稿: レモンイエロー | 2018年9月 4日 (火) 08時24分


    「消息を絶ったウイグル学生を救って」

    アムネスティのオンラインアクションのウイグルのケースです。
    https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/uighur_201808.html

    よろしくお願いします。


    投稿: ロビン | 2018年9月 4日 (火) 05時35分

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