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10・28 森達也講演会「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」@奈良

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「人は悪意や自分の利益のために大量の人を殺せない。むしろ善意や大義を燃料とする時にこそ、愛する者を守ろうとする時にこそ、他者への想像力を失い、とても残虐になる。オウム事件をきっかけに、日本社会の他者への不安と恐怖は増大し(9・11以降のアメリカ社会と同様に)、他者への想像力を失った。だから今、視点を変えるために」

「死刑を止めよう」宗教者ネットワーク第30回死刑廃止セミナー
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日時 2019年10月28日(月)18:00~20:00
会場 カトリック奈良教会(近鉄奈良駅から徒歩3分、ひがしむききた商店街オークホステル向い)
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資料代 500円(申し込不要)
主催 公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 奈良グループ
   「死刑を止めよう」宗教者ネットワーク
   amemorikeii@hotmail.com

以下は森達也作映像作品と著作の一部です

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約90名の来場がありました
オウム信徒の内部取材をどのテレビ局にも採用されず(メディアもまた営利企業なので、人の求めるものを提供する、この場合凶悪に見えない、ごく普通の若者の映像だったので)、挙句クビになった話から、6年前(?)NHKBSで放映された寛容なノルウェーの刑務所(下記)の話を中心に、日本の殺人件数は人口比で世界最低で、いかに日本は治安がよくなっているか(殺人認知件数1954年3081、2017年895)、しかしメディアの扱いは昔に比べて大きくなっているという話、集団の同調圧力は強いもの、それでも個を保ってほしい、モンゴルの羊(従順すぎて草がなくなっても新たなえさを求めて移動しようとしない)の群れにやぎ(好きなように行動するやぎに先導されて羊も水場や草場に移動できるように)を数頭いれる話
そして最後の質問コーナーで「死刑廃止といっても反対する人は結局被害者遺族の感情という話になってしまうが」、という質問に対して、憎しみや苦しみを非当事者が当事者とまったく同じに共有することはできない、報復感情のみ共有している、遺族のいない人が殺されたら、命の価値が変わってしまう、米国では判決文に遺族の心情を書きこまない、被害者の写真の持ち込みを禁じている)返答まで

ノルウェーのオスロの南90キロにある「バストイ島」、重罪で長期刑者が収容されている刑務所島プレミアム8<人物> 未来への提言 「犯罪学者 ニルス・クリスティ」
ほとんどの犯罪者は、幼年期の愛情不足、少年期の教育不足、成人期の貧困、が原因と考え、彼らに足りなかったものを与えるという考え方。案内者は殺人罪の18年刑の男。男の寝室に鍵がない、自由にテレビやゲームもできる自立した生活。いずれ社会に出るから(ノルウェーの最高刑は21年。死刑も終身刑もない)共同生活を送らせる。社会ではルールを守らないと。ここには文字を教える学校や教会も。社会や家族との関係が切れないよう休暇も与える。島とオスロの定期船は囚人と刑務官の運航。今まで休暇から戻ってこなかった囚人はいない。
寛容主義に舵を切ったのはニルスクリスティ。その弟子たちが官僚となって行政に入って改革していった。

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