書籍・雑誌

漸進的ジェノサイド(10月10日の講演会を終えて)

本日の講演会は無事終了しました。
参加者数は私の予想を上回り、35名でした。
(講師と記者さんを加えると37名:会議室定員51名) 
内容もとても良かったように思います。
参加者のアンケート(11人回答)でも、「満足」の感想が多く寄せられました。
皆さんありがとうございました。
毎日新聞の記者さんが取材に来られました。記事が明日載ります。
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amnesty international annual report 2014/2015

国別;日本の人権状況

https://www.amnesty.org/en/countries/asia-and-the-pacific/japan/report-japan/

日本支部HP訳http://www.amnesty.or.jp/human-rights/region/asia/japan/

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アムネスティレポート2012年英語版が出ました

Amnesty International Report 2012: The State of the World's Human Rights
国際事務局ホームページで全文が閲覧できます http://www.amnesty.org/en/annual-report/2012

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『アムネスティ・レポート 世界の人権2011』と良心的兵役拒否

アムネスティの年次レポートの日本語に翻訳するのに予算がかかるということで、出版の是非が検討中です。原本(英語版)は、国際事務局HPで、読むことができます。http://www.amnesty.org/en/annual-report/2011

  今年も『アムネスティ・レポート 世界の人権2011』が出版されました。 いち兵役拒否の研究者として毎年このレポートのチェックを自分に課しています。私は良心的兵役拒否の人たちの支援を何らかの形でしたくてアムネスティ会員をしています。(小谷勝彦)

■韓国
 11月、憲法裁判所は口頭弁論を行い、良心の理由で兵役や予備役訓練を拒否した人びとに科される刑事罰が基本的権利を侵害しているかどうかを審議した。また良心的兵役拒否者に代替業務の選択を提供しないことは良心の自由の権利を侵害するかどうかも検討した。
 11月の時点で、そうした良心の囚人として965人が拘禁されている。
■アルメ二ア共和国
 年末の時点で、73人の男性が、良心を理由に兵役を拒否したことで拘禁刑に服していた。兵役に替わる役務は、軍の統制下に置かれたままだった。欧州人権裁判所大法廷は11月、良心的兵役拒否者バハン・バヤティヤンの申し立てを審理した。欧州人権裁判所は2009年、バヤティヤンが2002年に徴兵忌避で有罪判決を受けた際、良心および信教の自由の権利は侵害されなかったとする裁定を下していた。同じく2009年、欧州人権裁判所は欧州人権条約が良心的兵役拒否の権利を保証するものではないと判断していた。この件については、判事の一人が反対意見として、多数派の判決は、良心的兵役拒否の権利が思想、良心、信教の自由にとって基本的な要素であるというほぼ普遍的な認識を反映できなかった、との考えを示していた。

■エリトリア
 脱走したり兵役を逃れたりした人びとに対する処罰は過酷で、拷問されたり、裁判なしで拘禁されたりする。

■ギリシア共和国
 良心的兵役拒否の権利に関する新しい法律が9月に制定された。これにより、良心的兵役拒否者のための代替役務の期間がやや短縮され、予備兵役は廃止された。しかし、法定代替役務の期間は、通常の兵役の2倍で、事実上懲罰的なままだった。国防大臣の裁量によって適用される代替役務の期間短縮も、いまだ大多数の徴集兵にとって懲罰的な傾向にあるといえる。
  良心的兵役拒否者に対する迫害が、繰り返し行われた。
・2月、アテネ軍事上訴裁判所は、職業軍人ヨルゴス・モナスティリオティスに対し、逃亡罪に処したビレウス海軍法廷の判決を支持し、執行猶予付き5カ月の拘禁刑を言い渡した。ヨルゴス・モナスティリオティスは2003年、所属部隊がイラク戦争に派遣されるに当たり、良心を理由に赴任を拒否していた。

■トルコ共和国
 良心的兵役拒否に対する権利は、国内法では認められないままだった。良心的兵役拒否者は繰り返し起訴され、この権利に対する大衆の支援を呼びかけた人びとも刑事告発と有罪判決を受けた。
・6月、良心的兵役拒否者のエンベル・アイデミルは、軍の拘禁施設で6カ月服役したのち釈放された。彼の兵役拒否から生じた複数の告発は、軍事上訴裁判所で未完了だった。同月、人権擁護活動家ハリル・サブダと他の3人の活動家は、エンベル・アイデミルを支援する市民デモに参加したことを受け、「大衆を兵役制度から引き離そうとした」として刑法第318条に基づき有罪判決を下された。この訴訟は最高控訴院で係争中だった。エンベル・アイデミルが軍の拘禁施設で虐待を受けたとする起訴も、年末の時点で進行中だった。
・8月、良心的兵役拒否者のイナン・スベルは、兵役拒否のために拘禁された。彼は12月に釈放されたが、年末の時点で進行中だった。

■フィンランド共和国
 良心的兵役拒否者は、兵役に替わる文民役務が懲罰的で差別的であるとして拒否したために、引き続き収監された。代替文民役務の期間は362日間のままで、もっとも一般的な兵役期間である180日間の2倍以上だった。

■ベラルーシ共和国
 兵役は強制的なままだったが、代替役務に関する法案の議論が進行中だった。また、年間を通じて2人の良心的兵役拒否者が無罪になった。

■イスラエル
 イスラエル人良心的兵役拒否者が、少なくとも12人拘禁された。
・イスラエル北部のトゥヴァル村出身のシル・レゲフは、パレスチナの軍事占領に反対し、兵役を拒否したことにより3回にわたり計64日間拘禁された。

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Amnesty Newsletter 2010年8月号よりFORCUS

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『アムネスティ・レポート世界の人権2009』より良心的兵役拒否

世界の人権侵害を知るのは苦しくつらいことなので、なかなか読書がすすまず本を置いたままになっていたのですが、UAでイスラエルの良心的兵役拒否者のケースがあったので、がんばっている人もいるんだと元気をいただき、遅くなりましたが調べました。(小谷)

■シンガポール
反政府派の活動家や人権養護活動家、外国報道機関、良心的兵役拒否者に対する名誉毀損訴訟や規制策が相次いだ。恐怖と自己検閲の風潮はシンガポール人が公共活動に心おきなく参加しようとする気分を妨げた。
■大韓民国
警察は義務兵役を拒否したことを理由に少なくとも408人の良心的兵役拒否者(ほとんどがエホバの証人)を投獄した。2007年の投獄者733人と比べて大幅に減少したのは、主として2009年の兵役代替措置の導入計画を見越して事例の審理が行なわれなかったためである。だが防衛大臣は12月、国民による支持がないことを理由にこの計画を当面保留とした。
■エリトリア
兵役は、男性は18歳から40歳まで、女性は18歳から少なくとも27歳まで義務となっている。兵役は、当初は18か月間(6か月の軍務と頻繁な強制労働を含む)である。期間は無期限に延長される可能性があり、その後は予備役となる。多くの成人が義務兵役についている。
一部の17歳は、翌年1年間は国の奉仕活動に登録するように求められる。また出国許可が出ないため外国に出ることができない。
兵役忌避者は通常、罰として拘禁され、苦痛を伴う姿勢で拘束される。そして軍の将校の命令で投獄され、無期限に拘禁される可能性がある。良心的兵役拒否による兵役免除はない。
■アルメニア共和国
エホバの証人が信仰のために引き続き投獄された。9月1日現在で、77人の若者が良心的兵役拒否者として収監されていた。当局は、約束したにもかかわらず、真に兵役に替わる代替文民役務を導入せず、代替文民役務に対する軍の監督が続いた。
エホバの証人は、さらなる問題を報告した。当局は彼らに対して、兵役完了証明を与えることを拒んだ。それなしでは、パスポートや国内在住許可証といった重要書類の入手が困難になる。
■ギリシャ共和国
3月20日、良心的兵役拒否者のラザロス・ペトロメリディスが、ピラエウス海軍法廷で開かれた欠席裁判で、2件の不服従により禁固3年の判決を受けた。これは彼が同じ罪状で受ける15回目の裁判になった。彼に対する逮捕状が出され、信念のために服役するおそれが生じている。
■イスラエル
パレスチナ自治区のイスラエル軍事占領に反対して、イスラエル軍での兵役を拒否したために投獄されたイスラエル人の良心的兵役拒否者が、年後半に急造した。少なくとも7人の十代の青年が、短期間の拘束を繰り返し受けた。年末の時点で少なくとも2人が拘禁されたままだ。最終的には全員が「軍務不適応」とされ、免除された。

※『アムネスティ・レポート世界の人権2009』社団法人  アムネスティ・インターナショナル日本  (現代人文社・大学図書)より

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2・12「裁判員制度は、何を変えたか?」のパネリスト紹介

浅野健一さん(同志社大学教授、Ocean運営委員)浅野健一ゼミ最近の著書

高野嘉雄さん(奈良弁護士会・元日弁連副会長)甲山事件、月ヶ瀬事件、奈良女児殺害事件、田原本放火殺人事件の秘密漏洩事件弁護士

原田正治さん(「Ocean」被害者と加害者の出会いを考える会 代表)半田保険金殺人事件遺族、時を経て弟を殺害した犯人と文通、面会、次第に生きて生涯かけて償ってほしいと望むようになった。MVFHRのクッシングさんとの出会いから2007年「Ocean」を立ち上げた。その著作は現在アマゾンマーケットプレイスのほうでしか扱われていません。

Ocean

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「戦争と死刑」ブックレットの紹介

昨秋、安田弁護士の講演会のちらしをあちこちに配ったが、その中のお一人から「戦争と死刑」というブックレットが送られてきた。
送り主は私が高校に勤めていた時の生徒の母親だった。
彼女は大阪の「どこまでも9条の会」に所属しており、「戦争と死刑」というタイトルで学習会を企画した。
送られてきたのはその時の講演録である。

学習会を開いたそもそもの動機は、2006年以来の度重なる死刑の執行が続き、光市母子殺害事件を機に極刑をもとめる声が高くなって目下は死刑制度存置派が80%台にも達してきている。
また一方、1999年以来、次々と成立した有事法制下にあって「戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の拒否」をうたった憲法九条が危機に瀕している。
こういった人を殺すという事がいとも簡単に叫ばれている状況の中で、「死刑」と「戦争」との問題をつなげて考えてみたいと思ったのだという。

講師に池田浩士氏(専門はドイツ文学)を招いて昨年(2009年)8月にそれは開かれた。http://dokomademo9.verse.jp/blog/gakushukai_vol.01.pdf

わずか40ページのごく薄い冊子だが、内容は豊かである。
言うまでもなく戦争と死刑は国家の名において許されているただ二つの殺人である。
秋葉原事件での無差別殺人犯に対して「お前は絶対死刑だ」と一瞬、ふと思ってしまう自分の気持ちの中に国家が浸透してきている、自分は国家化させられているのではないかという危惧を抱く池田氏の気持ちには「はっ」とさせられた。
是非 ご一読を。(冬きたりなば)

発行・編集:「どこまでも9条の会」
連絡先:〒540-0038大阪市中央区淡路町1-3-11シテイコープ上野402 
     市民共同オフィスSORA気付
頒布価格:300円

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「森岡正博さん講演会を聞いて」(小谷)

2009年10月3日ドーンセンター4階大会議室でおこなわれた死刑廃止ネットワークセンター大阪主催の森岡正博さんの講演会「33個めの石~死刑、そして生命の価値について~」に参加しました。

森岡さんは自らを「悩みの多い死刑反対論者」と定義されていて、もしも家族が殺されたら加害者をブスブス殺してやりたいと思いながら、死刑を廃止しないといけない、死刑に反対しないといけないと考えていますと述べられました。
まず臓器移植法案の改正のときに、脳死の際の臓器移植には本人の意思が必要と考えて運動していたときの体験をいろいろ話されたのは興味深かったです。
哲学・生命学・科学論を研究されている森岡さんのお話は刺激が多かったのですが難しくあちこちに飛びました。
悩みの多い死刑反対論者として、質疑応答の時間の質問に対しては「今のところ明確に回答できません」ということが多かったのが誠実だったと思います。

最後はバージニア工科大学で32人を殺して加害者も自殺した事件を紹介され、大学キャンパスに被害者追悼の32個の石が置かれたさいに、誰かが33個目の石(加害者も被害者であり追悼しようという意思に思われる)を置いた。話題になりすぐに取り除かれたが、後の調査で石をおいた人物は加害者の遺族ではなかったし、石を取り除いた人物も被害者の遺族でないことがわかった。
この加害者遺族でも被害者遺族でもない人々が石を置いたり取り除いたりする「揺らぎ」が死刑の廃止にとっても重要でヒントになるのではないかと語られたのが印象に残りました。

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世界人権宣言60周年記念人権パスポート

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2008年12月10日に国連で世界人権宣言が採択されて60周年をむかえる記念として、アムネスティ日本は「人権パスポート~かけがいのないあなたのために~」を作りました。
奈良グループでも来年末までバザーや人権セミナーで販売予定です。
60周年を機会に世界人権宣言を読んで見ませんか?読み直しませんか?

B7サイズ/カラー/32ページ
¥100
挿絵  ジャン・ミシェル・フォロン(ベルギー生まれ/1934~2005年)
制作  アムネスティ・インターナショナル日本
制作協力  国際連合広報センター

内容 
*世界人権宣言条文30条(谷川俊太郎/アムネスティ日本訳)
*2007年中の各国の人権状況に関する具体的なデータを各条分ごとに提示
*国連事務総長からのメッセージ
*アムネスティの紹介
*人権関係窓口便覧

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